新学習者「法輪大法だけが私を帰るべき所へ連れて行ってくれる」
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 文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2020年8月9日】私は35カ国を旅し、チベットの山奥まで行って佛法を求めました。しかし、如何なる法も得られず、毎回旅から帰って来るたびに、また一つの夢が破れました。この世には魂のよりどころとしての居場所がなく、とても虚しく思っていました。幸い、私はやっと法輪大法(以下、大法)に出会えたので、「朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なり」(朝に人としての大切な道を聞いて悟ることができれば、その晩に死んでも心残りはないという意)と強く感じました。

 今年の1月、大法の9日間の講習会に参加しました。大法に出会ってからまだ半年しか経っていませんでしたが、師父が説かれた、大法弟子はここで良い暮らしをするためではなく、返本帰真する(修煉して生命の本来の姿に回帰する)ためにこの世に来ているというお言葉に深く感銘を受けました。そして「大法だけが私を家に連れて帰ることができる」と確信しました。

 ずっと迷いの中にいた私は、ようやく家に帰る一本の道、天に昇るはしごを見つけました。そして正しく、しっかりとこの修煉の道を歩まなければならないと思いました。

 最初の頃、法輪功について、また法輪功迫害の実態をなぜ伝えなければならないかについて、なかなか理解できませんでした。自分は法をまだあまり習っていないし、煉功もあまりしていない、どこに迫害について伝える時間と能力があるのだろうかと思いました。同修は「今やらなければ、将来、もうこのようなチャンスはないでしょう。法を正す時期の大法弟子になる資格がなくなります」と言いました。

 師父の法から、「私達は広大な天体の衆生を代表してこの世に下りてきて、自分が円満成就するだけではなく、衆生を救い済度する責任がある」と私は悟りました。

 そこで、私はプロジェクトに参加し、迫害の実態を伝えることにチャレンジしました。今は、電話で迫害について伝えると、よく相手に電話を切られ、挫折感をいっぱい味わっています。しかし、「相手に少しでも聞いてもらえばいい、大法を知る種を撒いておけばいい」と自分に言い聞かせました。以前の自分の事を思い出しました。ある日、チラシを配っている同修に出会い、当時、大法のことを知らなかった私は、チラシを受け取るのを断りました。しかし、その同修の爽やかで優しい姿は、私の法輪功に対する誤解をくつがえし、大法にとても良い印象を持たせてくれました。

 私は一歩を踏み出して、人々に直接真相を伝えようと決めました。初めて責任者と一緒に街に出た時、私はただ「良い新聞を読みましょう。『大紀元時報』はあなたを祝福します」としか言えませんでした。2回目に出かけた時、人と少し会話ができるようになり、3回目の時、私は意外にも店を一軒一軒回り、法輪功迫害に関する資料を配布できるようにしました。振り返って考えると、「本当によくやったな」と自分でも思いました。師父の慈悲なるご加持に感謝いたします。

 真相を伝えるプロジェクトに参加して日が浅く、まだまだ勉強している段階で、失敗も多いのですが、「私達がやっているすべての事には意味があり、目標には一歩だけで到達することができず、一歩一歩少しずつ成功に向かって歩んでいこう」と思いました。

 そして、同修達の協力にもとても感謝しています。なぜなら、自分の経験はどの常人の親友にも理解してもらえないからです。そのため、常人社会で、私はいつも寂しく感じています。「私は我々法輪大法のところは浄土だと言いました」[1]と師父が説かれました。本当にその通りです。これからも同修と一緒に煉功し、一緒に法を実証し(大法の良さを伝え)、自分の威徳を作り、最後の道をしっかりと歩んで行けることを願っています。

 個人の体験ですが、法に則っていない所があれば、慈悲なるご叱正を宜しくお願いいたします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『法輪大法義解』「長春法輪大法輔導員のための説法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/30/409078.html)
 
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