【明慧日本2020年4月7日】(香港明慧記者=方慧)週末、騒がしい香港広場の一角に心地よい音楽が流れ、100人以上の法輪功学習者が穏やかな煉功音楽に従い、煉功をする場面は多くの市民を惹きつけ多くの人が煉功を学びに訪れた。
感染症の中で真相を伝える
法輪功学習者・梁さん(女性)は、2019年香港で「強制送還法」に反対する抗議活動のデモが起きた時、学習者が中心に立ち上げた新唐人テレビと大紀元時報は、真実に基づき適時に報道を続けた。中国共産党は100万人の香港市民が勇敢に立ち上がった抗争運動をデマだと誹謗中傷して、中国国民を騙し、民族主義を煽り、香港市民に憎しみを持たせていると報道した。この報道によって香港市民の多くは法輪功を見直し、受け入れるようになり、法輪功をもっと知りたいという市民がますます多くなった。市民に法輪功を知ってもらうために、学習者は数週間前から毎週、週末を利用して、煉功活動を行なっているという。
梁さんは「法輪大法が中国で広く伝わり始めた当初、煉功場はいたる所にあり、どこも人がいっぱいで、遅れていくと立つ場所がないほどだったのです。煉功をするようになってから、多くの学習者は強いエネルギーを感じ、地元で煉功場を作り、香港では以前より煉功場が増えました」と話す。
ある日、若い警官が市民からの電話で現場にやってきた。梁さんは警官との話の中で、「警官の仕事は責任が重く、勤務時間も長く、常に緊張した状態で出動に備えなければなりませんね。ストレスを取り除くためには法輪功を学ぶ必要があります」と話した。「中国伝統医学によると、身体の健康と心の健康は緊密な関係があります。法輪功(法輪大法とも言う)は、一種の性命双修(心性と命を修める)功法であり、心を修め、煉功の動作も必要です。修煉したあと身体の素質が高められ、道徳も回復し、社会に積極的な良い影響を与えています」と梁さんは話す。さらに「私は法輪功を20年修煉してきました」と言うと、警官は驚いた様子で、「だから、いつも溌剌として、精神状態もよく、20歳代にしか見えませんね。20年も修煉したのですか?」と話した。梁さんの実際の年齢は40歳代である。
この警官は法輪大法の素晴らしさを知り、資料を受け取り快く立ち去った。
香港法輪大法佛学会は1996年、香港の法律のもとで登記し、法律に守られている団体である。香港の学習者は20年来、真相を伝え続けてきたが、残念ながら香港市民は依然として中国共産党の残忍さを知らない市民たちは共産党の弾圧を受け、政府の虚言に騙され、警察の暴力や法廷で不公平に扱われた事によって、学習者が話したことは真実だったと認識した。以下は市民からのフィードバックの一部である。
学習者に詫びるとともに敬意と感謝を贈りたい
香港の若い女性は取材に応じ、「私は法輪功学習者と大紀元時報にお詫びします! 以前は中国のメディアに騙され、法輪功はずっと悪い宗教だと思っていました。今まで自分の法輪功に対する偏見を友人や同級生にも話して、法輪功のメディアに対しても排斥していました。2019年6月9日から『強制送還法』に反対する運動が始まって以来、抗議活動に参加するたびに見たのは、大紀元時報や新唐人テレビの記者は命を顧みず、最前線で取材していました。さらに尊敬すべきことは、彼らは取材にあたり度々負傷したにもかかわらず、怯むことなく、継続して自分の責務を果たしていました。毎回の活動の際、彼らが現場を取材して報道する内容はとても客観的で真実に基づいていました。ほかのマスメディアと比べて、法輪功のメディアは正確で適切であるだけでなく、様々な角度から分析して、誇張することなく、多言語で報道していました。法輪功のメディアはこの度の香港の『強制送還法』に反対する運動を報道する中で、国際媒体の主役だと言っても過言ではありません」とは話した。
カメラに向かってその若い女性は、とても感動したように見えた。彼女は何度も涙を拭い、「今まで私は抗議活動に参加する度、大紀元時報や、新唐人テレビの記者に出会うと、今まになかった親しみと安心感を感じ、そのため、かつて一方的に聞いたものを信じたことを恥じています。今日、この機会を借りてすべての法輪功学習者にお詫びします。同時に彼らに最も崇高なる敬意を贈ります。もし各メディアの限りない協力がなければ、香港の抗議運動は今日まで続けられなかったことでしょう」と感慨深げに話した。
中国共産党の残酷さを認識し、法輪功を支持する
香港市民の楊さんは、「この数年来香港の人々は中国共産党に対する認識が明確になりました。これは法輪功学習者のたゆまない真相説明に関わっています。学習者は本当に強靭で、全世界で絶えず中国共産党の迫害の真相を伝え続け、人々に共産党政権は邪悪であることを認識させ、共産党の残酷な手段を全世界に暴露しました」と心からの思いを語った。
このほか多くの香港市民はソーシャルメディアにメッセージを書き込んた。ある香港市民は今まで法輪功を誤解していたことを詫びたいという。「私はかつて法輪功学習者が言う中国共産党による臓器収奪を信じておらず、彼らに誤りたいと思います」、「私はずっと中国共産党に騙されていました。学習者は迫害によって多く死亡しました。大紀元時報の勇敢な真相の暴露に感謝します」、「この場でお詫びいたします!」
「この度の出来事で、私は中国共産党の弾圧がどれほど残忍か分かりました」、「中国共産党の残酷な行為を目にして、法輪功が受ける迫害を信じるようになりました」
「あなたたちの勇敢さに感謝します。私たちは多くのことを知るまで時間が必要だと思いますが、あなたたちが払った代価に感謝します!」、「今まで信じなかったのですが、今は信じない理由がありません」、「法輪功を支持します」、「純金は火に強く(試練に耐えきること)」、「法輪功、申し訳ありませんでした!」
法輪功を声援し「青年関愛会」の洗脳横断幕を取り外す
最近、香港の学習者は区議会議員に真相を伝えている。初当選した東涌区議会議員・王進洋氏は、「かつて共産党員だった家族の話によると、法輪功が言う中国共産党の臓器収奪は真実で、もっとも残忍で、もっとも恐ろしいということを聞きました」。彼は学習者の話したことは真実であることを知っていたという。彼は政府の二重基準に不満を持ち、洗脳の横断幕を取り外させることを決意した。そして彼は議員になり、「青年関愛会」の人々が往来を妨げる行為、横断幕で洗脳を行なう行為を食環境局に訴え続け、最終的には横断幕を取り外させることができた。彼は「『青年関愛会』が掲げた横断幕は洗脳であり、共産党の悪魔の要素が含まれています」と話した。
中国共産党から離脱し、中国共産党を拒否し、災難から遠ざかる
今年になって中共ウイルス(武漢肺炎、新型コロナウイルス)は、中国共産党が隠蔽したことで、迅速に世界に広がり、世界を恐怖に陥れている。この感染症は非情であるが、天から降りたウイルスには目がついており、「中共ウイルス」蔓延の勢いからみて、病毒は中国共産党に向けられているということが見て取れる。
『共産党に対する九つの論評』の中にも「神は慈悲と威厳は同時に存在している! 神は一人一人の内心をみていて、その人がこの時の選択と行為は、彼(彼女)の未来を決めることができる」と指摘されている。
法輪功学習者の20年来のたゆまない真相伝えは、世人に中国共産党の邪悪な本質を教え、感染症から逃れる方法を示した。それは災難の根源を認識すること、真相を探すこと、中国共産党組織から脱退して彼らから遠ざかること、誠心誠意に九文字の真言「法輪大法好 真善忍好」(法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい)を念じれば、ウイルスから遠ざかることができ、自分に素晴らしい未来を選択することができるのである。