【明慧日本】私の一人の友人はずいぶん前からアメリカに来ているため、彼女の英語は中国語ほど上手である。彼女は法輪功を修煉しておらず、ただ私から間接的に、大法が世間で迫害を受けていることを聞いているだけで、それに対し同情の意を表している。大法に対する中国政府のやり方は人道的でないと思う彼女は、法輪功の中国で迫害を受けている写真を見ると、つらい顔をしながら「これは非道的で残忍だ」と言った。
8月4日、アメリカ南部にある大都市で二万人近くが参加するイベントが開催されていた。数名の修煉者が打ち合わせした結果、「今回の活動は法を広め、真相を伝えるめったにないに機会だ」と同感し、真相資料を配りに行くと決めた。
私のその友人はこれを聞くと、われわれを助けたい意を表した。かくして、彼女と他の数名の修煉者を連れて、その町に向かった。北アメリカの南部の夏は非常に暑く、特に、午後3〜4時から夕方までの間は暑くてたまらなく、普通の人はこの時間帯に外に出ない。
公園の入り口で彼女は積極的に真相資料を配り、全然我々に負けていなかった。善良な人々が資料を受け取った途端、彼女は巧妙に流暢な英語で中国で発生していることを教え、相手は皆驚いた表情をし、同情の意を表した。彼女の説明を聞いて、たくさんの人々が署名をした。英語が苦手な我々よりずいぶん効果的であった。当時、一人の修煉者が、彼女の日に焼けた真っ赤な顔を見て感動した。「一休みすれば、或いは木の陰に立って資料を配ったら?」と勧めたが、彼女は真面目な顔をして「私は真相資料を配りにきたのです。遊びにきたわけではない」と言った。彼女一人でわずか一時間の間に500部以上の資料を配った。
今度のことを通じて、我々は「誰が真に賢い人であるか」ということが分かった。歴史の流れの中で人間はだんだん自分の本性を失っており、ますます現実的で利己的になってしまった。宇宙大法が世間で迫害を受けていることを聞いても無感覚となり、たとえ同情の意を表しても、ただ口に出すだけで、着実な助けを与えようとしない。しかし、真に賢い人は正義を堅持して広めることを自分の使命としている。とりわけ、この特殊な歴史の時期に彼らは人類の次元の法を積極的に維持し守っており、現在彼らが費やしたのは将来自分が創造し得たものと正比例にはならない。今度のことは我々の大法弟子を大いに励ました。SOS緊急救援活動はワシントンDCから戻ってきた後は終わりというわけではなく、それはSOS活動の始まりに過ぎない。法を正すのは我々の心の中でますます神聖となってきた。