文/山東省の大法弟子
【明慧日本2020年10月12日】私は中共ウイルスが流行している間、同修たちと同じように、自分の家に閉じこもって、法輪功迫害の実態を伝えることをやめました。買い出しに行っても真相を伝えることができず、不安になることもあり、1カ月以上こんな状態が続いていました。やっていないのではなく、客観的な条件が許していないからだと言う理由で時々自分を慰めていました。私は常に外に向かって探していました。
ある日、夢を見ました。夢の中では戦場での戦闘で、敵が近づいてきて、味方は全員撤退していました。私も撤退しようと思ったら、敵が近づいてきたのが見えて、撤退するには遅いと思った私は死んだふりをしました。敵が追い越してきて私の肩を踏んで、撤退者を追いかけて行きました。その時に目が覚めました。私は家族に「家に閉じこもって人を救い済度しないのなら、それは死んだふりをしていることと同じです」と言いました。家族(同修)は「なんでそんなに耳障りなことを言うのですか?」と言いました。私は「厳しいことを言っているのではなく、このような夢を見ました」と言って夢の話をしたところ「本当に人を救い済度に行かないのはダメだし」と言って、家族も同意してくれました。誓いを守らないで、どうやって返本帰真するのですか? 三つのことを行っていないなら、師父の説かれたことを聞いていないのではないでしょうか? それで大法弟子なのでしょうか? 私達は合意して、どんな状況下でも、必ず法輪功迫害の実態を伝えに行こうということになりました。
昔ほど簡単には話せませんが、しかし、外出すれば報われます。何度か出かけて、時には2、3人にしか共産党組織から脱退を勧めることができなかったのですが、時には数百元の真相紙幣を使って法輪功に関する小冊子を配ったりしていましたが、家で死んだふりをするよりも、行動する方が確実に良かったのです。
私と家族は本当に時間がなくなっていくのか、最後の最後なのか、終わってしまえば泣くに泣けない! という話をよくします。だとしたら、天国にいる私たちの親族たちはどうなのでしょうか? 天国にいる衆生はどうなのでしょうか、 自分たちはどうなのでしょうか、 数十億年も何を待っているのですか? 怖くないですか、もちろん困難はありますし、今でも大変ですが、困難がなければ威徳もないのです。人を救う心がある限り、師父の法身や神々が助けてくださいます。
例えば、朝から外に出ても人を救えない時は、心の中で「師父、今日は共産党組織から脱退する人は1人もいませんでした。無駄にここに来てしまいました。このことに私は辛い思いを箚(さ)せられました。弟子を助けて、縁のある人を私のところに導いてください、師父、ありがとうございます」とお願いをしました。すると、本当にチャンスがやってきました。帰り道、縁のある人に会うことがあります。人を救うのは本当に師父であり、全ては師父が安排してくださったのです。私達は実行するだけなのに、師父は威徳を全部私達に与えてくださいました。