法を正す情勢に追いついているか?
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文/台湾の大法弟子 

 【明慧日本2020年12月17日】明慧ネットに掲載された文章「敵を軽く見てはいけない」を読んで、少し愕然としました。常人の視点から見て、トランプ大統領が現在直面している局面は非常に険しいのです。世界中のマスメディアと各国の政府、今までトランプ政権をずっと支持してきた国や地区も含めて、バイデン氏の当選を認めており、ほぼ一辺倒です。また、バイデン氏は自分の内閣を選定して、各マスメディアが盛り上げ続けるにつれて、常人社会ではバイデン氏の当選はほぼ確定されています。米国のGSA(米国共通役務庁)は各勢力に追い込まれて、政権移行手続きを始めました。トランプ氏を固く支持してきた人々の大勢もほぼ決まった、もはや挽回できないと感じているようです。この上なく厳しい情勢の中で、「敵を軽く見る」余裕が何処にあるでしょうか?

 アメリカ大統領選がもたらした、法を正す新たな情勢の幕はすでに開かれました。目下の情勢を観察してみると、表面的には、正の力はまだ優位に立てていません。しかし、現在、まさしく私達大法弟子が正念を発する力を強めて、力を尽くして、邪悪な魔を取り除く時期なのです。

 しかし、一部の天目の開いている同修は、同修の中でまだ関心を持たずに、傍観している学習者がいる状況が見えました。その状態に対して私の心は実に複雑です。アメリカ大統領選の情勢が悪化し始めてから、一部の同修は、甚だしきに至っては影響力の大きな古い学習者も含めて、「政治に参与しない」、「心は動じない」という名目で、同修の中で「正念を発しない、明慧ネットの交流文章を批判する」ような内容を交流していました。佛学会の同修全体への発正念の呼びかけに対して様々な意見が呈されました。これらの行動は師父の法を正される情勢と反動的な行動を取っているのではないでしょうか? それは師を手伝っているのでしょうか? それとも邪悪を助長しているのでしょうか?

 また、旧勢力が全面的に滅亡する結果に直面し、力を振り絞って、最後の抵抗をしている事に対して、同修の皆さんに注意してほしいことがあります。今、私は正念を発する時や、学法する時に様々な強大な妨害に直面しています。以前よりずっと大変です。一方は個人の修煉において突破しなければならない要素があると思います。もう一方は邪悪は最後の力を尽くして妨害しているのだと思います。また、私達の認識が足りないため、最前線の闘いの中で、正の力が足りていないのかもしれません。

 しかし、私達の神の一面は知っているのです。宇宙の法を正す時期はすでに最後の段階に至って、神と魔の闘いは最後の最も肝心な戦いに突入しています。しかし、地球以外に、法を正された宇宙の中に正のエネルギーが満ちています。神が全てを決定づけるのです。邪悪はただ人間の表面の空間にある、その舞台で騒ぎをおこす無能なものに過ぎません。この一幕が終われば、これらの邪悪はごみのように宇宙から一掃され、地獄に落とされるのです。

 ゆえに、佛、道、神は皆この地球に注目しているのです。この法を正す最後の一幕に注目しています。最後の神と魔の大戦の中で、全ての大法弟子が何を選択するのかは極めて重要なことです。師父はおっしゃいました。「大法弟子は、円満成就に向かっていく最後の一歩まで、やり遂げるかどうかの試練を受けなければなりません。修煉が終わる前の最後の一歩も、あなたにとって非常に肝心な試練になる可能性もあります。一歩一歩は皆さんの修煉、皆さんの試練に対して、ますます重要になっています」[1]

 最後に、師父の経文「洪」[2]を引用し、同修の皆さんと互に励まし合いたいと思います。同修の皆さん、一緒に最も強大な正念を発しましょう! 最も偉大なる宇宙の大法の栄光をこの世で繰り広げましょう!

蒼穹は無限に遠く
念を移せば眼前に至る
乾坤は無限に大きく
法輪は天地に旋る

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『ロサンゼルス市法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『洪吟』「洪」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/27/415692.html)
 
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