銭学森さんはなぜ法輪功に反対しなかったのか
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 【明慧日本2021年2月1日】「中国の宇宙開発の父」と呼ばれた銭学森氏を、中国本土で知らない人はいません。しかし、大陸メディアが銭さんの人生物語を報道する時、彼の人体科学方面への貢献については言及しません。

 1970年代、中国では「気功ブーム」が流行り、銭さんはこの現象を「人体科学」と呼び、大量の時間と労力を投入し、探索と研究を行いました。銭さんはかつて次のように述べたことがあります。「ミサイル開発は国から与えられた任務で、自分は学問分野とイデオロギーの革新に興味があり、物理学者として、ミクロの世界を深く理解して、生命と宇宙の謎について探求したいのです」

 1、宇宙開発の父と呼ばれる銭学森氏

 当時、多くの人が気功に反対し、気功を抑制しようとしました。銭さんは中央政府に手紙を書いて、超自然的な力と気功を支持する自分の態度を表明しました。銭さんの態度が、当時の国家主席・胡耀邦氏の気功に対する見解に直接影響を与えました。最終的には政府より「宣伝しない、紹介しない、批判しないように」との指示があり、人体科学と気功が発展可能になりました。

 銭さんは中国人体科学協会を設立し、自ら会長を務めました。彼の中国人体科学への貢献は大きいのです。 銭さんは「人体科学は21世紀に新しい科学革命をもたらす可能性があり、もしかすると20世紀の量子力学や相対性理論よりも大きい科学革命になる」と話しました。

 江沢民は政権を握った後、法輪功の人気に深く不満を持ち、ついに1999年に法輪功への弾圧と迫害を開始しました。江沢民は「宇宙開発の父」に賞を授け、新年の挨拶をするため、誕生日を祝うためなどの名目で、10年以上闘病中の銭さんを何度も尋ねました。目的は銭さんに口頭でも、書面でも構わないので、気功と法輪功に反対する態度を表明させるためでした。しかし、銭さんはこの問題に関しては、自分の見解を決して変えませんでした。

 2、体育事務総局局長・伍紹祖氏

 銭学森さんと同じく体育事務総局局長の伍紹祖さんも生命、人体、宇宙に興味を持っていました。伍さんは気功を支持し「科学の歴史を振り返ってみると、コペルニクスは地動説を、ガリレオは地球の回転を主張しました。アインシュタインは相対性理論を、モーガンは遺伝子の理論を提出しましたが、当時、世間から猛烈な反対を受け、自分の主張のため、命さえ失った人もいます。中央政府は人体の超自然的力の研究と気功に青信号を出すべきです」と話しました。彼は法輪功に対しても肯定的な態度を表明しました。

 3、人民解放軍総合病院院長・李其華氏

 人民解放軍第二軍医大学の校長、人民解放軍総合病院の院長などの職務を務めた李其華さんは、妻が法輪功を修煉して末期の症状から回復したため、深く感動しました。彼は次のように述べたことがあります。「妻の体の変化で、私は大きなショックを受けました。人民解放軍総合病院の医療技術と設備が世界一とは言えませんが、上位に名を連ねていると思います。このような状況下でも、妻の病を治療できませんでした。しかし妻は法輪功を修煉してから、薬を飲まずに完治しました。なぜだろうと心の中の疑問符は日増しに大きくなりました。私は疑い、傍観することから、関心を持って、自ら試していこうと思い、法輪功の修煉の道に入りました」

 人類史上最も偉大な科学者であるニュートンとアインシュタインは、物理的な世界の客観的な法則の研究を果たしても、宇宙の謎についての答えにたどり着かず、最後には神学で答えがあることに気づきました。したがって、彼らは晩年に宗教に入りました。

 アメリカの宇宙計画の先駆者であるロバート・ジャストロウ氏は次の名言を残しました。「科学者は山頂まで登り、神学者はすでに山頂に座っていることに気づいた」

 九文字の真言の神秘的な効果

 1、中共ウィルスに感染したハーバードの同級生

 羅碧雅さんは、米国で留学中の武漢大学の博士です。2020年4月初旬、羅さんのハーバード大学の同級生が中共ウィルスに感染して入院しました。医師は彼の肺臓の60%が破壊され、もうなすすべがないと診断しました。同級生は羅さんにメールで、自分はそろそろ死を向かえるところで、もう治療を放棄したと話しました。

 この期間中、羅さんはずっと法輪功学習者(以下、学習者)が創設したメディアに注目していました。心からの九文字の神秘的な効果がわかった羅さんは同級生に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と誠心誠意、唱えれば、肺がよくなるかも知れないと返信しました。同級生は、羅さんを信頼していたので、彼は試み始めました。自分の状況に変化が起きていることに気づき、唱えることを継続しました。今はすでに退院し、医師はよく回復したと彼に言いました。

 2、 ニューヨークの宝石商・ゲイドさん

 ゲイドさんは、ニューヨーク州ロングアイランドに住む宝石商です。彼女は73歳のユダヤ系アメリカ人です。

 2020年3月、ゲイドさんは中共ウィルスに感染していると診断されました。医師の指示に従って自宅隔離をしましたが、徐々に呼吸困難になり、死の恐怖を感じました。 4月下旬のある日、彼女の友人で学習者のアンナさんが、彼女の状況を知り「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を誠心誠意、唱えるように教えました。彼女はゆっくりと心からの九文字を唱える中で、徐々に呼吸困難が収まり、3日後には正常に呼吸することができました。「この心からの九文字を誰が作ったのかは分かりませんが、おかげで正常に呼吸ができました。理由はわかりませんが、これは私が身をもって体験したことです」とゲイドさんは言いました。彼女はいま毎日「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えているそうです。

 3、結論

 西洋には「時間はすべてを証明することができる」と言うことわざがあります。中共のすべての国家部門を使った弾圧に、学習者は屈することなく、平和で辛抱強く迫害に反対しています。法輪功はすでに海外の100以上の国と地域に広がり、世界中の人々に歓迎されています。

 1992年に中国の長春から広まった法輪功は、古い佛家の修煉法で、全世界で1億人以上が修煉しています。武漢市に在住の市民が「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えて、疫病から救われた事例がいくつかあります。

 2021年、中共ウィルスの変異種が迅速に拡大する中、この救われる機会を逃さないでください。心からの九文字の神秘的な効果について理解したあなたは、もしかするとこれもあなたに蓄積された功徳により結ばれた縁かもしれません。誠心誠意に心からの九文字の「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えれば、宇宙のエネルギーが体に充満し、危険なウイルスが取り除かれ、新しい生命を手に入れ、明るく美しい未来を迎えることができます。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/23/418905.html)
 
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