偽りの「天安門焼身自殺」に関する疑問
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 【明慧日本2021年2月8日】

 (一)教育局長はごろつき

 明慧ネットに掲載された『三分野の人が悪くなってはならない(訳注:教育・警察官・裁判官)』を読んで、私は数年前のことを思い出した。

 ある日、私は遼寧省に住む王さんと出会い、技術専門学校を経営している彼と雑談する中で法輪功迫害の実態を伝えた。彼は中国共産党(以下、中共)がいかに腐敗しているか、社会の気風がいかに悪くなったかを話してくれた。私が彼に三退を勧めると、ほんの少し話しただけで彼は「共産党が崩壊しなければ、中国は崩壊してしまいます!」と言った。

 王さんは続けて、自分がビジネスを行う中で、教育当局者によるゆすりを例にあげ、教育長はごろつきだと罵った。ある課長に金銭を渡さなければ、必ず公の場で何かを理由づけてビジネスの妨害をすると言い、具体的に事務処理をする人たちも同じように、メリットがなければ仕事をしない、役人らは皆「オオカミのようで、悪魔です」、「私は合法的なビジネスをしていても、当局は常に様々な理由で私から金をゆすろうとしており、今の役人は悪人ばかりです」と話した。

 焼身自殺と聞き「嘘だ!」と叫ぶ

 私は彼に中共の法輪功迫害の実態について説明し、虚偽のニュースで善い人を弾圧する偽りの「天安門焼身自殺」の真相を話そうとすると、「焼身自殺」と言っただけで彼は声を荒くして、「焼身自殺? それは嘘だ! 嘘に決まっている、国民が知らないとでも思っているのでしょうか? ばかばかしい!」と言った。

 私はびっくりして「何で知っているのですか?」というと、彼は「全身にガソリンをかけて火をつけ、全身が焼け焦げているのに髪は全然焼けていない、そんなことがあり得るでしょうか?」と話し、私は親指を立て「その通りです!」と彼を称賛した。彼はさらに、「報道では焼身自殺は数グループがいて、警察はどこからそんなに多くの消火器を持ってきたのでしょうか?  警察は消火器を持ってパトロールでもしているのですか?  私たちは天安門広場に行ったことがあり、子どもを騙すような考えでいるのでしょうか」と話した。

 私は彼に「焼身自殺の事を誰かに説明されたことがありますか?」と聞くと、彼は「ないですね、このような事はあり得ないことで、考えれば考えるほど辻褄が合わないのです!」と答えた。私は真相を知っていた彼のために喜び、彼に、「法輪大法は素晴らしい、『真・善・忍は素晴らしい』を覚えておいてください、きっと福に報われます」と告げると、彼は大きくうなづいた。

 帰り道で私は、「邪悪な共産党は焼身自殺を捏造すれば人々を騙すことができると考えていたが、でっち上げた『天安門焼身自殺』は穴だらけで、一般の国民でさえ見抜くことができるのだ」と考えた。

 最近、邪悪な中共がインターネットで「天安門焼身自殺」20周年と騒いでいる。中共はこの話に触れなければよかったのに、触れたことで国民の憤慨を買い罵声を浴びた。中共はこのように邪悪なのだ!

 (二)事前に画策された「焼身自殺」

 文/海外の大法弟子・明真

 私の友人は北京の方庄に住んでいる。2001年1月23日の旧正月を前に、方庄に住む数人の友人に正月の挨拶をするため電話を掛けると、友人らは、なぜか分からないが、この数日、警官が一軒一軒家を周り、会社からも通知があり、「年末には天安門広場に行かないように」と伝えてきた。なぜかと聞いたところ、彼らは「上からの通知だ、聞かないほうがいい」と答えたという。

 結果として2001年1月23日、いわゆる「天安門焼身自殺」が起きた後、私が再び友人らと連絡を取ると、友人らは「テレビで『焼身自殺』の事件を見た時、なぜ天安門広場に行ってはならないか、その理由が分かった。それは政府が事前に画策した演劇が、国民に知られてはならないからで、だから天安門広場に行ってはならなかったのですね」と話してくれた。

 私は医者であり、焼身自殺で負傷した12歳の子どもに対する治療が医学の常識に符合せず、私の隣人は病気で気管を切開したが、半年間声が出せず、3年経っても正常に話せなかった。12歳の女の子が気管切開を受けたにもかかわらず、4日目に普通に話していた。

 疑問を持った私は積水潭医院に電話を掛け事情を尋ねた。電話に出た医者に、「私は医者ですが、聞きたいことがあります」と言うと、その医者は「どうぞ、聞いてください」と答え、私は「積水潭医院は全国で火傷治療の最も優れた病院ですね?」と言うと、彼は「その通りだ」と答え、「ならば、なぜ天安門焼身自殺に対する治療が医学常識から外れているのでしょうか、取材する記者がなぜ無菌の隔離スーツを着ておらず、気管切開した女の子が4日で話ができ歌っているのでしょうか?」と聞いたところ、この医者は言葉がしどろもどろになり、「それは、それは……」と言って電話が切れた。再び電話をかけたが繋がらなかった。

 私は看護ステーションの当直医に電話を掛けると、電話を受けた看護師は大きな声で、「○○先生、電話です」と呼んだ後に不在だと言った。私は「嘘を言わないでください、彼と電話で話したばかりで、電話の近くにいるはずです。彼の話し声が聞こえました。私は医療に関する相談があるのです」と言うと、その看護師は「病院の規定によると、焼身自殺に関する取材は、事前に病院の党書記の同意が必要です」と話して、電話が切れた。

 正常な医療相談について病院の共産党書記の許可が必要だろうか? 疑問を抱かないのだろうか? もし、背後に人に知られたくない事情、公にできない秘密がなければ、このようにする必要があるだろうか。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/3/419470.html)
 
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