NYの医師が感染 「法輪大法は素晴らしい」と念じて回復
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年2月15日】兄は1990年代に北京医科大学の博士課程を修了し、その後アメリカに移住してアメリカの医師免許を取得し、現在はニューヨークのある病院で麻酔科の医師として勤めています。

 彼は誠実で、弱いものに同情し、とても優しいのです。彼は当時の「六四」(六四天安門事件)を経験したことがあり、中国共産党(以下、中共)をしっかり認識しています。しかし大法はまだ認識していません。彼は小さい頃から無神論の教育を受け続けると同時に、特定の分野での自身の業績が、彼の単一の狭い知識の原因になり、それを邪魔したのが現代科学だったかもしれません。

 数年前に兄は帰国したことがあり、私は彼に大法についての真相を伝えようとしましたが、彼は海外にいても同じように恐怖心があり心配して、すぐ止めて話を避けました。兄は私を叱り「昔は運動を起こすたびに親たちが打撃を受けた。まだこれを修煉して、収監されるのが怖くないのか。あなたたちは、ただ一般的な気功ではないか、アメリカのいわゆる民主運動と比較できるのか?」等々、また大法に対して不敬なことも言いました。私が真相を伝えようとするとすぐ話をそらします。彼は大法が迫害を受けていることを知っているだけで、大法の偉大さや超常的なところは知らないので、私が真相を伝える機会を与えてくれません。これは中国の多くの知識人の心理状態かもしれません。

 2020年4月、中共ウイルスはアメリカで爆発し、兄がいる病院も毎日多くのコロナウイルス患者を受け入れ、十数日のうちにICUはコロナ患者で埋まりました。医師が欠員し、マスクや防護服の不足が深刻化し、兄から国内からマスクと防護服を送ってほしいと頼まれました。彼もコロナ患者を治療するためにICUに引き抜かれ、毎日患者に挿管し、ある時患者からの痰液が医師に飛び散ったこともありました。

 マスクや防護服の不足が深刻化しているため、写真では、身体に大きなビニールを巻いて、腰をロープで縛り患者を治療していました。感染者がどんどん増えて、死神が人々を奪っても、医師たちは残業して誰も休まず、これは彼らの職業倫理の現れでした。数日後、彼は近くのスーパーの管理人が感染して亡くなった、自分の病院の外科医師も亡くなり、2日後また彼と一緒にエレベーターに乗った医師も亡くなったと言いました。

 5月になり、兄は倒れ、熱があり感染してしまいました。すぐ入院し、彼は家の財産や不動産の事を妻に伝え、同時に呼吸器をつけられました。電話の彼の声は弱く、息切れしており、命が危険に晒されていました。家族の皆は、心配でたまりませんでした。この時、私は何も考えず、盗聴されていることも気にせず、兄に電話を掛け「ごめんなさい。今まで私は兄さんに伝える機会がなかったのですが、今は命を救う方法を教えます。ペンを取り控えてください」と言いました。兄は「分かった」と言いました。私はゆっくりと「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を伝えました。

 彼は書き写したと言ってくれました。私は「誠心誠意に、この九文字を念じて、絶えず念じれば、声を出しても黙読しても、神の領域が振動し、共鳴するようになります」と言いました。彼は「分かった、念じる」と言いました。これは生きる為の本能であり、普段は絶対私の言う通りにしないはずでした。2日後連絡があり、もう熱が下がり、呼吸が穏やかになり、病院から退院していいと言われました。

 ニューヨークの医師として、兄は現代科学を信じていましたが、しかし現代科学は彼のコロナウイルスを治せなかったのです。誠心誠意に心からの九文字を念じて、病気はすぐ治りました。大法が彼を救い、大法の師父が彼を救ってくださいました。師父に感謝いたします、大法に感謝いたします。

 回復していくうちに、兄にネットで真相の動画「私たちは未来に伝える」を見てもらいました。しかし、兄はもう見たくない(向きたくない)、リラックスしたい、まじめな話題は見たくないと言い、毎日料理番組を見ています。誰もが静かに暮らしたいと思っていますが、全ては現実で、避けることはできないのです。それは悪人や悪事に対し、麻痺し、無視したり、黙認することと同じです。今日の疫病のように、世界で流行するとは誰が想像したでしょうか。誰もがそれと向き合わなければなりません。誰がそれを避けることができるでしょうか。一人一人が考えるべきだと思います。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/10/420135.html)
 
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