理性的に真相を伝える
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年4月4日】最近予言の拡散に伴い、自分の周辺で起きたいくつかの問題について話したいと思います。

 私の周りに1999年以前に法を得た古い大法弟子がおり、70代になった今でも、毎日三つのことをとても真面目に行っています。しかし、彼に対する家族の態度は嫌悪感と拒絶です。その原因を追求すると、第三者の私にはこのように見えました。「高齢の同修はよく家族を説得するが、毎回話す時にとても次元が高く、神秘的で、よく予言のことを話題にします。家庭の集まりの時には、よく家族と顔や耳が赤くなるまで争い、言葉のトーンと態度も傲慢です。今年の新年の集まりのときにも家族と口論しました。原因は予言の中で言った大淘汰であり、また『5月前に結果がでます』と言いました。彼の家族も彼の理知的でない言動について、他の大法弟子も苦難を訴えました。私は数年前に彼と交流したことがありますが、この高齢の同修は頭を下げて話をせず、態度を改めませんでした。しかも今回の事から見ると、彼はいかなる教訓をも汲み取っていないのです」

 地元の町で、別の高齢同修に会ったことがあり、町の中で誰かに会っても、いかなる真相をも話さず、ただ「法輪大法が素晴らしい」をしっかり覚えるようにと教え、それから別の通行人の所へ行って話しかけます。このような方法は理想的であるとは思えません。基本的な情報(天安門焼身自殺、自殺の偽造、生体臓器狩りの犯罪など)の不足で、受け入れる人々が認識できるかどうかも分からないのです。

 真相を伝える時、絶対に次元が高く、神秘的な話をしてはいけません。いま宗教を信仰している多くの人でさえ奇跡を信じるとは限りません。基本的な真相の情報を提供することをしっかり守り、もし予言を引用する場合には、予言の話をつなぎとして少し話し、あまり深く話さず、あるいは予言の中の時間をあまり具体的に言わないことです。これまで、何年も経っている予言の話の通りに進んだことがあったでしょうか? 子供の時「オオカミが来た」というストーリを聞いたことがあり「いつも騙してはいけない」と私達に教え、私達は騙すのではなく、法を正すためなのだと知っているが、大法を学んだことがない常人にとっては「私達が騙しており、あるいは大袈裟なことを言っている」と感じるでしょう。一旦、真相を伝える大法弟子を信じなくなると、何を言っても皆排斥され、否定されてしまいます。最も深刻なのは、1、2人の大法弟子の個人的な問題として考えるのではなく、大法に対してマイナスの考えを持ってしまうかもしれません。ということを同修に提案したいのです。

 もちろん、真相を伝える時、相手と話し合う心理状態とトーンもとても重要で、みんなが注意する必要があります。

 【本文は作者の個人的な意見を述べており、正しいかどうかについては作者の責任で、読者に判断していただます】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/16/422163.html)
 
関連文章