【明慧法会】修煉者に見せた不思議な窓
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文/西洋人の大法弟子

 【明慧日本2021年7月12日】私はかつて長年修煉をしていたにもかかわらず、効果は顕著ではありませんでした。師父が私にこの修煉の道を開いてくださり、私の心は「真・善・忍」であふれました。まるで大昔から宇宙の中で最も重要なのは「真・善・忍」であることが分かっているような感覚があり、初めて大法に出会った時、私はとても感激しました。その後の数日、私の目はいつも感動の涙があふれていました。なぜなら、私にとって、大法の全ては不思議だからです。

 修煉し始めてから15年目、私は明慧ネットに出会いました。それまでの私は修煉状態が不安定で、家族と大きなトラブルを起こしてしまいました。これは師父が私の修煉の道に按配された試練だと分かりながら、この関を乗り越えられませんでした。いつも私は、常人の時がまだ楽だったと思っていました。

 師父は次のようにおっしゃいました。「これらの煩わしいことは、往々にして突然に、しかも強烈にやってきます。時には、皆さんはこれが自分の修煉のためであると知りながら、やはりその心を捨て難いのです。私はこれを知っています。しかし、最終的に皆さんは修煉の中でこれを乗り越えなければなりません。あなたが望もうと、望むまいと、いずれもこのような事を経験し、たえずあなたを練磨して、最後にこの心を放下させなければなりません」[1]

 このような不安定な状態で、私たちのチームは明慧を始めました。自分の国の言語の明慧ネットを立ち上げ、関連のことを処理するのに大量の時間がかかりました。私にとって、明慧ネットの設立は一つの修煉過程です。ネットがスムーズに開設ができるように、私はほとんど寝る時間はなく、それでも、ほぼ疲れを感じませんでした。私はとても穏やかで喜びの状態にいました。私が翻訳してアップした文章は全て自分の修煉と関係あり、師父が私に文章の中から悟らせてくださいました。

 その時、私の足にはトラブルがありました。具体的に言うと、足は日に日に腫れて、立つことも歩くこともできなくなりました。これは自分がとても重要なことをやっているために、師父が身体を浄化してくださっているのだとはっきり分かっていました。私の心の中に、言葉では言い尽くせない感動があり、全く足のことは心配しませんでした。このようにして、明慧ネットが無事開通しました。私たちのチームは定期的に文章をアップしています。このタイミングで、足の腫れた所は破け始めて、まるで身体から汚い荷物が落とされた感じがしました。

 明慧報告

 明慧ネットが開通してからすぐに、私たちは『明慧二十周年報告』を翻訳し始めました。その中の一言にとても感動しました。「全てのストーリーは法輪功学習者と彼らの生活の基準を理解する窓口である」。確かにそうです。全ての文章を読むと、まるで私は不思議な世界、喜び・苦痛・穏やかなどの世界に引き込まれたようでした。

 これらの文章を翻訳しているときに、私は自分の修煉と深く関わりのある2つの点に気付きました。

 まず、私は今まで内に向かって探していませんでした。トラブルに遭った時、自分の至らない所を考えましたが、とても浅いものでした。つまり、私はより深く物事の根本の原因を探していませんでした。私は明慧に投稿した同修に感謝します。彼らの体験から、より深い、根本的な原因を探すことを学びました。

 また、私は周りにどんなことが起きても、見た目ではどんなに乱れていても、心が動じてはいけないことが分かりました。私はかつて家族とひどいトラブルがありました。周りの人もめちゃくちゃでした。しかし、私は自分がやることは修煉しかなく、周りの常人社会に影響されるべきではないと悟りました。師父は私たちに執着と無為を放下しなければならないと教えてくださいました。私は自分と周りの環境を遮断した時、冷静を保ち、影響されなくなると同時に、家族内の混乱の局面を改善することもできました。このような状況はおよそ1年続きました。どんなことが起こっても、私は冷静を保っていました。徐々に、このような混乱の状況は改善されました。これは自分の心性の向上と関係があるとよく分かります。以前の私は精進しておらず、常人のようでした。しかし、法に従って修煉すれば、状況はよくなりました。

 師父は『轉法輪』第八講の中で「はっきり分かっていながら常人としての利益を失うという現実的な利害の前で、心が動じるかどうか、人と人との間で心を探り合いながら暗闘する中で、心が動じるかどうか、肉親や親友が苦痛に見舞われた時、心が動じるかどうか、そういう時にいかに対処するのかなど、まさにこういうところが難しいのです」[2]

 私の理解では物事を悪く見すぎたり、良く見すぎたりしない方がいいと思います。私たちはただやるべきことをやり、マイナスの要素に影響されなければいいのです。さもなければ、私たちの修煉とプロジェクトも影響を受けることになります。

 これからも明慧で修煉して向上し、自分の修煉の道をよく歩み、円満成就して師父について家に戻りたいと思います。

 師父、ありがとうございます!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法一』「北京国際交流会での説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 (2021年明慧法会交流文章)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/9/427799.html)
 
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