1年以上拘禁後 西安市の宋智さんに懲役4年6カ月を宣告
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 【明慧日本2021年7月30日】陝西省西安市雁塔区裁判所は2021年7月12日、1年以上拘禁した西安市閻良区の法輪功学習者・宋智さんに、懲役4年6カ月の不当判決を宣告した。

 2019年11月、宋さんは身柄を拘束され、雁塔区検察庁に起訴された。

 2020年4月末、宋さんの案件は、また雁塔区裁判所に提出された。同年7月16日の午前、宋さんの裁判が開廷された。

 法廷で検察官が出した3人の証人のうち、2人しか出廷しなかった。もう一人は刑務所にいるため、出廷できなかった。宋さんの指定弁護士2人は当事者への起訴が全て証人の陳述にすぎず、当事者は認めてないことを指摘した。家族は2021年の旧正月後に判決を宣告すると言われたが、2021年5月1日になっても何も結果がでなかった。

 雁塔区裁判所の裁判官・楊琳は、中級裁判所にどのような判決を出せばいいか伺いを立てたが、何も返事がなかった。宋さんの弁護士は2020年の法廷からの10カ月間、1回しか面会しなかった。4月末、家族は新たに弁護士を雇い、宋さんと面会できた。弁護士は「オンラインの面会ですが、宋さんの髭は結構伸びていました」と話した。

 弁護士は雁塔区裁判所が刑事訴訟に違反する2点を指摘した。一、法廷後、10カ月も結果がない場合、すでに期間外の拘禁になる。二、雁塔区裁判所が勝手に中級裁判所の意見を聞き、案件の再審の意味をなくし、一審の裁判所が独立して判決を宣告する原則に違反した。

 2021年6月18日、弁護士は正式に雁塔区裁判所の裁判官・楊琳に『宋智さんへの逮捕強制措置を解除する』を申し込んだ。弁護士は法律文書ではこう書いた「宋智さんは2020年7月16日に開廷されてから1年近く経った。宋智さんへの逮捕強制措置を早く解除してほしい」。裁判官・楊琳はこのままでは違法になることを恐れ、2021年7月12日、証拠がないまま宋さんに懲役4年の判決書を出した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/17/428294.html)
 
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