吉林市の温玉艶さん 市場で法輪功迫害の実態を伝え懲役6年を宣告される
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 【明慧日本2021年10月11日】吉林市法輪功学習者・温玉艶さん(76歳女性)は2020年6月21日、市場で法輪功迫害の実態を伝えていた際、現地の派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受け、その後、裁判待ちという形で一時解放された。しかし、2021年6~7月の間、温さんは秘密裏に開廷され、懲役6年の実刑判決を言い渡された。

 温さんは1999年に法輪功の修煉を始め、心身ともに恩恵を受けた。1999年7.20以来、温さんは法輪功の修煉を堅持していたとして3回にわたって裁判を行われた。

 2000年12月13日、温さんは北京へ陳情に行ったとして1年の労働教養を強いられた。

 2016年3月18日、温さんは法輪功迫害の実態が書かれた資料を配ったとして吉林市南京路派出所の警官らに連行され、留置場に9カ月拘禁された後3年の実刑判決を下された。刑務所で、圧力の限界の下で、温さんはやむを得ず「五書」を書いた。同年12月14日、温さんは解放された。しかし、温さんは監視される対象となり、追跡や盗聴などの機能付きの携帯電話を常に持ち歩いていなければならなかった。

 2020年6月21日、温さんは吉林市龍潭区の市場で法輪功迫害の実態を伝えていた際、誰かに通報され、現地派出所の警官らに連行された。当時、持っていた現金141元(約2,397円)も押収された。翌日、警官らは温さんを両側から捕まえて温さんの自宅に行き、家宅捜索を行い、現金44元(約748円)、法輪功の書籍、連絡帳、MP3などの個人財産を押収した。

 同年6月23日、派出所の警官は温さんの娘に電話をして、2,700元(約45,900円)を請求したが、拒否された。よって、温さんは留置場に送られた。しかし、温さんは70歳を超えていたため、留置場側に受け入れを拒否された。結局、温さんは別の派出所に移送され、その後裁判待ちという形で一時解放された。

 その後、公安や法曹界の人員らは引き続き温さんに迫害を加えていた。2020年10月15日午後、派出所の警官らは温さん宅のドアを30分くらい続けて叩いた。翌日、また温さん宅のドアを叩き、その後(2020年10~11月)2人の警官は温さんの家に行き、温さんを検察庁まで連れて行き、サインを強要した。

 最近の情報によると、温さんは再度連行され、吉林市留置場に拘禁され、2021年6~7月、秘密裏に裁判され、懲役6年の実刑判決を言い渡されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/28/431951.html)
 
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