大法が素晴らしいことを信じた姉が、福報を得る
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 文/中国遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2021年12月17日】2番目の姉(以下、姉)は今年で76歳になりますが、身体は非常に健康で、未だに夫と2人で畑仕事をしています。姉が毎日楽しく、穏やかに、そして、幸せに過ごしている秘密を皆さんにご紹介したいと思います。

 学生時代、姉は成績優秀で、高校に入って、更に勉強に力を入れるべきでしたが、文化大革命がはじまり、進学ができなくなりました。当時の姉は、他の常人と同じく、毛沢東を非常に尊敬していました。なぜなら、文化大革命が始まったばかりの時、毛沢東は北京の天安門広場で全国各地から来た紅衛兵による観兵式を見ており、ちょうど、姉は友人たちと一緒に北京に行っていたので、そこで毛沢東に会ったのです。直に毛沢東に会えたことを、姉は非常に自慢していました。

 その頃から、姉の人生は厳しくなり、結婚後、様々な苦難により、一時期、精神が崩壊する寸前でした。慰めを求めて、姉は仏教に入り、敬虔な仏教徒となりました。

 1990年代末期に、私と3番目の姉は法輪大法を学び始めました。しかし、姉は認めず、何度もやめるように、彼女のいる仏教に入るようにと勧めてきました。もちろん、私たちは諦めませんでした。

 1999年、江沢民の嫉妬により、法輪功への全面的な迫害が始まり、姉も迫害側に立ちました。私と3番目の姉が受けている迫害を目にしても全く心配せず、それどころか何度も諦めるよう言ってきたのです。

 姉の夫が病で亡くなくなった後、3番目の姉のところに行きました。当然、2人はよく合うようになったのです。そこで、3番目の姉は何度も大法が迫害されている真相を伝え、何とか姉を紅衛兵の組織から離脱するよう説得しました。しかし、それでも姉は自分の観念を堅持し「共産党が良い、共産党は仏教を応援している。それに、法輪功への弾圧がいつ終わるのかもわからない」と言いました。

 3番目の姉のある友人は仏教徒で、姉と同じ場所で働いています。話が合うので2人は友達になりました。6、7年前のある日、この仏教徒は姉に自分の亡くなった母親が夢に出てきたと話しました。母親は震えながら、冬の服を送ってほしい(死者に送る紙でできた服)と頼んできたそうです。彼女は母親に「生前、仏教徒だったから、死後、天国に行けるでしょ?  天国は素晴らしく、寒さを感じないはずだわ」と尋ねました。しかし、母親は「ここに来て分かったのだが、仏教も、ほかの宗教も、何を信じても天国になんか行けないわ。法輪功を修煉している人だけが天国に行けるのよ」と答えたそうです。

 この仏教徒の話を聞いて、姉も目を覚ましました。それから、3番目の姉が真相を伝える時、素直に聞けるようになり、真相資料を真剣に読んだだけでなく、これらの資料を自分の同僚にも渡したのです。

 3番目の姉の家には、大法の師父の法像があるので、姉はよく師父にお香を供えたり、お辞儀をしたりします。ある日、仕事が見つからず、3番目の姉の家で休もうとしたとき、ふと、耳元で「もうすぐ仕事が見つかる」との声が聞こえ、すぐにこのことを3番目の姉に伝え、大法の師父の声だと嬉しそうにしていました。そして、10分後、姉は派遣先から仕事の紹介電話をもらったのです。

 姉は長年アルバイトをしてきて、それなりの貯金もあり、また、すでに古希の年であるため、田舎に帰ることを決意しました。その後、親戚の紹介により、2人目の夫ができました。それから、姉夫婦は、毎日畑仕事をしたりして和やかに田舎生活を送っています。

 ある日、姉の家に行った時、偶然に、姉のある仏教を信じる友人に会いました。彼女に真相を伝え「三退」を勧めましたが、彼女は怖がって脱退しませんでした。しかし、諦めずに信仰の面から話し、そして、姉が大法に守られていることも伝えると、彼女はようやく賛成して「三退」したのです。

 コロナウイルス期間中、姉が家に来ました。姉に「真善忍は素晴らしい!  法輪大法は素晴らしい!」と書かれたお守りを渡し、姉は自分の子供たちにも渡したいからと言って、またいくつももらっていきました。

 姉は大法が迫害されている真相を知り、まだ大法を修煉していませんが、共産党の檻から抜け出すことができ、また、他の人にも大法の素晴らしさを広めています。ですから、姉は幸せな晩年生活を送れているのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/30/428897.html)
 
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