夫は金色の光を追って家に帰る
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文/河北省唐山市の大法弟子

 【明慧日本2022年7月12日】私は唐山市の大法弟子で、1997年5月に修煉を始めました。修煉を始めた最初の数カ月間で、私の人生観、価値観、世界観が一変しました。神話や迷信だと思っていたことが、他の空間に実在していることが分かりました。言いたいことは山ほどありますが、今日は修煉していない夫が九死に一生を得た体験だけを話して、皆さんと交流し、励まし合いたいと思います。

 夫は重い心臓病を患っていました。2021年9月、入院治療中に病状が悪化し、突然心拍が停止しましたが、幸いにも応急手当が間に合い、すぐに蘇生しました。しかし、心拍がしばらく停止したため、肝不全と腎不全に陥りました。その後心拍は戻ったものの、ずっと昏睡状態で意識がなく、危篤状態でした。

 当時、非常に絶望的でしたが、私は考え直しました。「私は大法弟子だ。家で起こったことは偶然ではない」。私は心を落ち着かせ、絶えず正念を発しながら思いました。「もう20年以上も修煉してきて、夫は一緒に修煉するどころか、ずっと私に不満を持っている。きっと私の普段の言動に足りない部分があるので、彼を妨げているのだ」。そこで、私は師父に自分の過ちを許していただき、もう一度夫に法を得る機会を与えてくださるようお願いしました。「彼が私と夫婦になったということは、きっと大法とも縁があるに違いない。このまま大法とすれ違うようなことをさせてはならない」と私は思いました。

 その後の数日間、夫の状態は徐々に好転し、肝臓と腎臓の機能も次第に回復してきました。私たちの要望で、医師は夫をICUから一般病棟に移すことに同意しました。一般病棟に入ってからも、夫は時には頭がはっきりし、時には混乱していました。

 ある日、目が覚めた彼は、突然、私がよく使っている黄色いポーチを指さし、「中身は何なの?」と聞きました。私は『轉法輪』だと答えながら、ポーチを開けて彼に見せました。その時、彼は急に興奮し、突然何かをはっと悟った様子で、大法の師父が自分を救ってくださったと言いました。

 彼は続けて言いました。「意識が朦朧としていた中で、私は他の空間にいるような気がして、家に帰ろうとしても帰り道が分からなくて、どうしても戻れなかった。ある日、目の前に金色の光が現れた。金色の光を追って行くと、その光は小さな黄色いポーチから出ていることに気づいた。この黄色いポーチは家にあるに違いないと思ったが、何が入っているかは知らなかった。金色の光とともに、心が落ち着くおだやかな音楽も流れていた。私は金色の光を追って飛び続けていて、まるで凱旋帰国した戦士のようで、とても幸せで楽しい気分になっていた。その後、私は空からゆっくりと旋回しながら降りて来て、この病院のベッドに辿り着いた。目を開けると、あなたが見え、その小さな黄色いポーチが見えた」

 私はその話を聞いて非常に感動し、手を合わせて師父に感謝しました!

 慈悲深い師父は縁のある衆生であれば誰1人も見捨てられません。現在、夫は本を読み、法を学び始めています。退院して半年以上が経ちました。彼の肝臓や腎臓の機能はすべて正常になり、心臓の機能も徐々に良くなっていて、普通に生活や仕事ができるようになりました。

 この出来事を通して、私は法を正す時期の大法弟子として、師と法を堅く信じ、自分を厳しく律し、三つのことをしっかり行い、法を正す師に手伝い、この万古の機縁を逃さず、師父の慈悲深い救い済度に背かないようにしなければと、より深く認識しました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/3/445673.html)
 
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