【明慧日本2022年2月4日】現在、中国で行われている「ゼロ活動」は歴代の政治運動と同様、「610」弁公室や、公安局、警察署、全国の各コミュニティ、村など、役職、身分、権力に関わらず、全ての国民が強制的に参加させられています。しかし、大法弟子たちの正念の下、邪悪の「ゼロ活動」の正体が暴露され、これに参与している党の幹部たちはますます心細くなり、否が応でも徐々に真相を認識しているのです。
大法が迫害されている真実は人々の心を開く鍵のようなものです。心に悪い考えを持っている人たちは、真相の前では、こそこそと逃げるしかないのです。
大法弟子が真相を伝える と「ゼロ活動」の党員が直ちに去っていく
[陝西省からの投稿]2021年9月7日、突然3人の党員が尋ねてきました。中には以前の勤め先の保安部長と、コミュニティの管理人の姿がありました。
3人の名前を聞くと、全員答えてくれました。保安部長に「まだ法輪功をやっているのか?」と聞かれたので、私は「これは国民である私の基本的な人権です。社会情勢がいくら変わろうと、真・善・忍の理は変わりません。法輪功を修煉すれば、みんな善良な人間になれます。これまで犯罪を犯してきた人の中で法輪功の学習者は1人もいません。法輪功がある場所に平和は必ずやってきます。これは世界が必要としていることであり、全人類が必要としていることです。今回の疫病は、人々の道徳基準が下がったから、起こったことなのです」とこの機を借りて真相を伝えました。
そこで保安部長が「もう言うな、法輪功は党に反している。社会に反している」と言い、続けて管理人が「ここに署名しろ。署名すれば、家でやっても誰も何も言わない」と1枚の紙を取り出しました。私はきっぱりと断り、「信仰は全ての人の自由です。私の言動はすべて国の法律に合っています。違法なことは何もしていません。22年前に世界的な嘘を作り上げた悪人たちが清算されるのを恐れて、あなたたちを先頭に立たせ、スケープゴートにしているのです。だから、あなたたちは真相を理解して自分たちを救わなければなりません」と伝えました。
その時、ふと明慧ネットに載っている同修の交流文章を思い出したので、同修の言葉を借りてこのように言いました。「あなたたちは『ゼロ活動』が何なのか本当に分かっていますか? これまで社会が不法に私に与えてきた罰則、勝手に取り消された年金、理由もなく言い渡された降格処分など、私の名誉を回復してこそ、「ゼロ」に戻せるのです。長い間私を傷つけておいて、署名しただけでチャラにされるなど、冗談じゃありません!」
ここまで言うと、3人とも言葉を失いました。しかし、引き続き真相を伝えようとしたところ、3人は慌てて去っていったのです。
村書記「こっちが『転向』されそうだ」
[中国からの投稿]「ゼロ活動」のため、地域の役人はすでに何度も訪ねてきました。8月のある日、今度は村書記と市政府の女性幹部が家にやってきました。
玄関に入ってくるなり、名前を聞かれたので、「そうです。法輪功を修煉しています」と正々堂々と答えました。
女性幹部は準備していたものを取り出そうとカバンに手をかけた時、私を彼女の行動を止め、「何も言わなくて良いです。あなたたちが何を言おうとしているのか分かっています。私は不法に開廷され、8カ月の判決を言い渡されても、今もこうして、修煉を続けています」と言いました。すると、彼女は「今、あなたが住んでいるこの家だって、党がくれたものでしょう?」と言ったので、「この家に共産党からもらったものは何一つありません。すべて働いて手に入れたものです。共産党が差し押さえに来ないだけでありがたいくらいです」と言い返しました。
私は少し興奮し始めたので、2人をソファに案内しました。「ゆっくり話しましょう。私も少しカッとなりました。あなたたちは、私たち大法弟子を不法に20年以上も迫害してきたのですから、何か言われるとつい我慢できなくなります。しかし、「真・善・忍」は悪いですか? 良い人間になり、他人に親切にすることは悪いことですか? 法輪功はすでに100カ国以上に広く伝えられてきました。中国だって、邪教だという法律や決まりはありません。2011年に国家新聞出版署が出した「50号令」を調べてみるといいです。法輪功への弾圧を開始した江沢民こそ有罪なのです。当時、天安門広場での焼身自殺事件も偽造であることが明らかになりました。中南海を包囲したとか、精神病患者が人を殺して、法輪功に擦り付けるなど、これらのことこそ犯罪ではないでしょうか? 法輪功学習者が真実を人々に伝えてはいけないのですか?」
ここまで話すと私も相手も落ち着きました。すると、村書記が口を開き、「これ以上聞いていると、こっちまで『転向』されそうだ」と言ったのです。
「大法弟子を迫害して、党や政府機関の公文書を渡されましたか?」と尋ねると、女性幹部は「ある」と答えました。それも違法だと伝えると、彼女は信じなかったので、「憲法第35条と第36条に、言論の自由と信仰の自由と出版の自由が明記されています。大法弟子が配っているチラシや冊子だってみんな合法なのです」と伝えました。
もう少し詳しく話そうとしたところ、村書記が「もう、行きましょう」と言って、立ち上がりました。2人を車まで見送ると、村書記は窓から顔を出して、私に向かって手を軽く振りました。村書記は真相を理解してくれたのです。