明慧法会|危険な状況から復帰して誓約を実現する(二)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年2月13日】(前文に続く)

 (1) 人々の心に伝える言葉

 私は真相を伝えるときは次元の高いことを言わず、人々の日常的な関心事から伝えています。現在の人々は特に警戒心が強く、 大法弟子が善良であり、真に人々のためになることを人々が理解して初めて、警戒心を解き、真相を信じることができます。

 ある時、年上の男性に会った時、私はその男性に近づき、まるで日常のことのように話しかけました。私は「おじさん、どうしてこんなにおいしそうなものを買うのですか? 生活条件が良くなれば、何を食べようが何を買おうが問題はありません。今は疫病がこんなに蔓延しており、体を大切にしなければなりません。家では子供が一人と、お父さんとお母さんがいるだけの家族なのですから!」と言いました。その男性は感動して泣きそうになり、何度もうなずきました。

 私は続けて「今は疫病があまりにもひどいので『法輪大法好,真善忍好(法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい)』という心からの九文字を伝えたいです。この心からの九文字を誠心誠意念じれば、疫病は私たちのところにはやって来ません。疫病は人の心が正しくないことによってもたらされるのです。あなたは家に帰って奥さんや子供たちにも伝え、奥さんや子供たちにも念じてもらってください」と言いました。

 私は真相を伝える時、必ず相手に「法輪大法好,真善忍好(法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい)」という心からの九文字をまず伝えています。そして私は正念を強くし、お互いの目を見ながらとても厳正に話しました。私はこの心からの九文字を大切にして尊重しなければならないと人々に伝えました。私が人々に三退を勧めると、ほとんど快く応じて三退しました。多くの人が私にとても感謝し、私と友達になりたがり、私に家に上がってほしいと言いました。もし常人にとって何かわからないことがあれば、私は伝え続け、人々に真相を理解してもらいました。

 (2)嘘は簡単に見抜かれる

 今でも中国共産党(以下、中共)にひどく洗脳されて、論理が混乱している人がいます。真相を伝える中で、「あなたはとても若いのに、なぜこんなことを伝えに出てくるのか? 共産党はこんなにもすばらしいのだから、反対してもしょうがないだろう?」と言う人に出会うことがありました。私は「共産党は国民が反対できるものなのですか? 神だけが中共を取り除くことができます。あなたは共産党がお金をくれると言いますが、共産党のどこにお金があるのでしょうか? それは国民のお金ではないのですか? すべて共産党幹部に貪られているのではありませんか? あなたは何を得たのですか? あなたは1元か2元を節約するためにこの場所に食べ物を買いに来たのではありませんか?」と言いました。

 「共産党は嘘ばかりで、武漢の疫病で亡くなった人がどうしてあんなに少ないのでしょうか? 目を閉じれば誰でも共産党が嘘だらけであることがわかります。今は疫病が止まっているのですか? ワクチンは効いているのですか? この疫病には波があるのではないのですか? ウイルスはどんどん変異していくのではないですか? 私はあなたに伝えます、全てがうそで、自分の命を保つことだけが真実なのです。あなたが他に何も信じないなら、命を保つための秘法を信じるしかありません。本当の疫病がやって来た時、あなたに教えますが、この心からの九文字こそが命を救うことができます」

 多くの人がこのことを聞いた後、突然悟り「その通りです!」と言いました。みんなは三退し、さらに感謝しました。中共の嘘は簡単に破られ、人々は一日中中共に洗脳されているだけで、自分で考えていないのです。私が人々に真相をはっきりと伝えると、人々はすぐに理解しました。

 (3) 真相を伝えるのに外見で判断しない

 時々、ある地域の人によく会うのですが、その人はとても裕福で体が大きくがっちりしており、とても威圧感がありました。実際、このような人は真相を簡単に伝えることができます。なぜなら彼らの多くは真相を聞いたことがないのです。私はこのような人たちに真相を伝えるたびに、中共ウイルス(武漢肺炎)の疫病の話から伝えると、彼らはすんなりと受け入れます。実はこのような人たちの考え方はとてもシンプルでした。

 私は公安局、検察庁、裁判所の人に会い、警官や公安部長、とにかくいろいろな人に会いました。ある時、私は駅で私服警官に出会いました。私はその警官と少し話をして仲良くなった後、私はその警官に大法の真相を伝え始めました。その時、その警官は突然私に「あなたは法輪功のことを話しているのですか? あなたは私が何の仕事をしているのか知っていますか?」と言いました。その警官は警察手帳を取り出し「私は公安局の人間で、法輪功を逮捕する側の人間です」と言いました。

 その時私は「わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」[4]という師父の法を思い出しました。

 私は冷静になり、その警官に「あなたが誰であろうと、人として心を正しく持つべきであり、私はあなたのためを思いあなたに伝えます。疫病がこんなにも厳しく、疫病が蔓延した時、疫病はあなたの身分を見るでしょうか? あなたが誰であるか見分けるでしょうか? どんなにお金があっても、どんなに高い官職であっても、命を保つことだけが本当のことです。法輪功は人によい人になるように教え、あなたはよい人を捕まえるべきではありません!」と言いました。その警官は理解し、笑顔で「その通りだ、若者よ! わかった」と言いました。

 ある時、私は警官の父親に会いました。このお年寄り(訳注:警官の父親)は最初はとても頑固で、私が伝える真相に耳を傾けようとしませんでした。私は「息子さんが警官であろうと、私はあなたにいったいどのようなことなのかをはっきり伝えなければなりません。そうでなければ、息子さんがとても困ることになるでしょう。現在上から下まで『過去をさかのぼって調べ』ており、過去に何をしたかをみな探し出して調べています。多くの警察官がみな自首したのではありませんか? これは善良な人を迫害した結果です。法輪功は真・善・忍を重んじ、これ以上法輪功学習者(以下、学習者)を息子さんに逮捕させてはいけません」と言いました。そして私はしばらく話を続けました。最後に、お年寄り(訳注:警官の父親)は「ありがとうございました! 私は戻って、息子に倫理に反することをしないように言います」と言いました。

 (4) 危機に瀕しても心を安定させる

 私は衆生に対して心の底から焦っており、迷っている人を見ると、迷っている人たちに真相を理解してもらいたいと思っています。現在(訳注:2021年11月)多くの人は以前ほど邪悪ではありませんが、嘘に深く惑わされている人もいました。

 少し前に、私はある年配者に真相を伝え、しっかりと伝えたはずでした。しかし私が離れる時、振り返ると、その年配者はそこで電話をして通報していました。私がその年配者を見ていることにその人は気づくと、森の中に身を隠しました。その人はよくないことをしていることに私は気づきました。私は心の中で、私が他の人に見えないように、師父にご加持を求めました。その時、すぐに1台の「バイクタクシー」が来たので、私は「バイクタクシー」に乗って帰りました。師父がいつも一瞬一瞬私を守ってくださっていることを私は知っていました。

 ある時、夜に法輪功の資料を配りに行きました。いたるところにカメラがあり、暗闇の中ではカメラがどこにあるのか見えないので、私は正念を発し続けました。ある時、入居者がちょうどドアを開け、私はその入居者の目の前で資料を配っても、その入居者も私を見ることはできませんでした。私は師父にとても感謝申し上げました! そして「私はカメラを見ることができず、カメラも私を見ることができない」ことを悟りました。私はカメラを見ると避けるようにしました。私が見ていない時は、カメラは存在していませんでした。

 師父は私を「いつでも、どんな状況に遭遇しても、常に恐れず、正念正行する」ように導いてくださいました。私は予期せぬ事態に遭遇するたびに、いつも自分自身を安定させ、人心を動かさず、落ち着きはらってあわてずにいました。時には、他の空間にいる幾層もの佛・道・神が大法弟子たちが真相を伝えるのを見ているのが私には見えました。私たちが常人の虚像に動かされなければ、本当に誰も私たちを動かすことはできませんでした。

 私は自分が歩みだしたのが遅かったことがわかっていたので、力を抜いたり気を抜いたりせず、いつも毎日の時間が足りないと感じていました。私は三つのことをしっかり行う中で精進し、特別な充実感とこの上ない幸福感を感じました。他の空間には答案用紙が置いてあり、大法弟子が一つのことを行うたびにみな印が付けられ、不足している項目にも印が付けられていました。

 私がしっかり行わなかった時、師父は私の答案用紙が不合格であることを私に見せてくださったのでした。少し前に、私は自分の答案用紙がすでに合格しているのを見ました。しかし、師父が望まれていることからはまだ遠く離れていることを知っていました。私はいつも心性を守ることができないので、心性の関に関する答案用紙はいつも0点で、私はとても恥ずかしく、私は心性を修めることにさらに努めなければなりませんでした。

 ある時に夢の中で、師父は私が署名した誓約を私に見せてくださり、そこには「法を正す時期の大法弟子」と書かれており、その下には大きな赤い印があり、それは私が生命をかけて署名した誓いであることが私にはわかりました。私は必ずすべての人心を捨て、この神聖な誓約を果たさなければなりません。

 師父の慈悲なる済度に感謝申し上げます!

 師父に感謝申し上げます!

 (完)

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『理性』
 [2] 李洪志師父の経文:『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『米国法会での説法』「ニューヨーク法会での説法」
 [4] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [5] 李洪志師父の経文:『シドニー法会での説法』

 (明慧ネット第18回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/20/433267.html)
 
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