転向させようと家に来た教授は引き返した
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文/中国の大法弟子

  【明慧日本2022年4月15日】ある朝、夫と一緒にリンゴ畑でリンゴの袋詰めをしていると、村の治安主任(村民委員会の治安主任)と村の婦女主任(村民委員会の婦女主任)が畑にやってきて、政府が法輪功(中国伝統の気功)を実践している人の健康状態をチェックをしたいと言っているので、健康診断に行くようにといって来た。 私は「病気の時、誰も私のことを気にかけてくれず、病院に行こうとも言いませんでした。今、私は煉功をして、健康になって、なんの病気もありません、仕事もできるようになったと言うのに、貴方たちが現れて、私を健康診断に連れていこうとする。私は行きません。私が逮捕されたとき、あなたは警察を私の家に案内し、家宅捜索をさせましたね。あなたは法を犯したのです。もう二度と法に触れないでください」と断りました。婦女主任は「行くか行かないかはあなた次第、これは私の 仕事 です」と告げました。 私は「あなたのために言っているのです」と言い返しました。彼らは、ようやく諦めて、帰っていきました。

 昼に家に帰ったあと、夫と二人で、村の治安主任に大法の真相を話しに行くと、彼は理解してくれました。その後、彼は誰かを私の家に案内することはありませんでした、他の人にさせることにしたようでした。 私はリンゴの袋詰めを手伝いに来てくれた人たちに、「もし誰かが私を探しに来たら、ここにはいないと言ってください」と伝えました。 ほどなくして婦人部長が人を連れてやってきて、私がどこに行ったのかと尋ねていましたが、皆は見てないと答えたようでした。

 一日後、警官たちがまたやって来たので、夫は怖くなり、私に、数日間、家を出て隠れるように言いましたので、妹の家に行きました。 私が家にいないと、村の書記が息子に電話をかけてきて、私に村にある自治体に行って更生してもらい、そして更生の内容に賛同して、サインをすれば、二度とこんなことは起きないと息子に言い含めました。 私は息子に、「彼らは偽善者で、人を騙しているのです。彼らの策略に乗せられないように」と教えました。すると 息子から「うちに泊まりにおいで」と言われ、 息子の家に泊りに行きました。 翌日、息子も嫁さんも「私の影響で、子どもたちが将来大学に行けなくなる」と怒り、失礼なことを言いました。 それを聞いて、ちょっと寂しくなって家に帰りました。 帰ってから、もう隠れない、私は悪いことは何もしていない、自分は何を恐れているんだろう、と思い、私は どこにも行かず、自分の家の中にいると心を決めました。

 ある朝、ドアがノックされたので開けて見てみると、2人の警察官がいました。 私は「ここで何をしているのですか? 」と尋ねると、 警官の一人が「とにかくサインして」と言いました。 私は「サインしません。 サインをしないことに決めたのですから、 あなたのためを思ってのことです。 上官の命令に従って私にサインを強要すれば、迫害の証拠を残すことになり、将来、誰も代弁してくれなくなった時に苦しむことになります。 あなた方には、家族、妻や子供がおり、その家族はあなた方のために全員が罪を負わなければならないのです」と話しました。 それを聞いて、二人は家の中へ入ってきませんでした。後ろにいた警官が諦めきれずまた「サインして」と言いましたが、 私は、「サインをしないことに決めました」と言いました。2人の警官は それ以上何も言わずに帰って行きました。「お気を付けて」と私は警官たちを見送りました。

 ところがある日、息子が教授だという2人連れと家にやってきました。 教授も常人ですし、私は宇宙の大法を修めているのですから、彼らより劣っているわけはないと心が穏やかでした。 その日、夫とリンゴの木に肥料をやっていたのですが、雨が降っていたので着替えをして、彼らを家の中に入れました。 「私の家に来たということは、私たちはご縁があったということです、あなたたちは真相を聞きに来たのです」と言いました。 私は丁重に彼らをソファに座らせ、真相を聞かせようと思いました。

 すると年配の方が口を開きました「私たちはあなたを 『転向 』させるために来たのです」と言いました。 私は「絶対に転向しません!」ときっぱり言いました。「 法輪功は徳の高い佛家の大法で、『真・善・忍』に従って良い人間になることを説いています。 何に転向しようとしているのですか?  悪者になれというのですか? 」と聞きました。相手は「法輪功は××宗教だ」と言い出したのです。 私は、「法輪功は公安部が明確に定義した14の邪教の一つなのですか?  資料を見せてくださいと」と攻めました。 彼は資料を出せなかったので、黙り込みました。 若い方は「なぜ法輪功を煉るのですか?」と私に聞きました。  

 私は「夫の家は貧しく、生活のために12エーカーの畑を植え、製粉所で働き、家を建て、小さな子供もいることを話しました。 ある日、法輪功には病気をなくしたり、体力をつけたりする奇跡的な効果があると聞き、夫から教えてもらい、習いに行きました。 短期間ですべての病気が治り、仕事ができるようになりました。法輪功は素晴らしいのではないでしょうか?」と聞きました。 若い方の教授は「はい」と頷いていました。 私は「これは江沢民が仕掛けた迫害であり、あなた方に害を及ぼしています」と言いました。「 江沢民は政権をとったとき、何一つ良いことをしなかったし、中国国民全体に害を及ぼしたのです」と話し続けました。 すると、その教授が「あなたの先生はアメリカに行ってしまったのではないでしょうか? 」と私に質問をしました。 私は「大法を広めてほしいと師父はアメリカに招かれたのです。」と言いました。 「大法は中国だけのものではなく、全人類のものなのです。 アメリカに行って定住するのは合法的なことで、何も大騒ぎすることはありません。 法輪大法が世界100以上の国と地域に広まった今、どこの国でも『法輪大法は素晴らしい』、『真善忍は素晴らしい』と知られていますが、中国だけは中国共産党(以下、中共)によって残酷に弾圧されているのです。考えてみてください、それは正常なことでしょうか ?」と聞きました。また、イエスへの迫害の話、ベルリンの壁崩壊の話、人間の六道輪廻の話、天は中国共産党を滅ぼすことと平安を保つための三退の話、今の疫病は悪人を排除するために悪党を狙っていることなども話しました。 たくさん話をしました。

 会話中、私は流暢に話し、話すヒントが自然に出てきました。自分の考えは法に則った考えであるため、ずっと師父が私を加持して下さったことが分かりました。 また、私が話している間、若いほうの教授はしきりにうなずき、年上の教授はうなずきもせず、話もしませんでしたが、熱心に聞いていることに気がつきました。

 最後に私は「今日、皆さんが私の家に来て法輪功迫害の実態を聞いたということは、皆さんは善良な方であり、大法に救われたことはとても幸運なことです。 天はあなた方の行いを記録したでしょう。 人々が何をしているのか、天は見ています。 大法は広く伝わっており、万古の機縁でもあります。 この特別な歴史の時代で、一人一人が自分の将来を位置づけるわけですが、淘汰されるか取り残されるかは、大法に接する態度次第です。 命は尊いものです。この貴重な機会を必ず掴んで、二度と共産党政府を応援し、心を修めて、善を養っている善良な人々を迫害してはなりませんし、滅びようとしている党の副葬品になってはなりません! そこまでする価値はありません。 大法を大切にすることは、自分の尊い命を大切にすることです」と述べました。

 私の言葉を聞いて、彼らはそれ以上何も言わず、黙って去って行きました。 彼らは真実を理解し、これ以上他人や自分に危害を加える行動をとることはないでしょう。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/9/439597.html)
 
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