【明慧日本2022年9月15日】河北省張家口市の法輪功学習者・孫万帥さん(50代男性)はWeChatアプリで、いくつかの文章を転送したため、今年7月、河南省洛陽裁判所により懲役8年と罰金3万元の重刑を不当に言い渡された。
孫さんは美術塾を経営し、教え子たち数人が国内のコンテストで良い成績を取り、生徒と保護者から信頼を得られた。
2020年12月3日午前、河南省洛陽市公安局の警官は河北省公安庁に連絡し、張家口市公安局を通して、鳳凰城小区にある孫さんの自宅に行き、孫さんを連行した。孫さんの家にあるパソコン、携帯電話などを押収した。孫さんはその後、洛陽市公安局南昌公安分局に拘禁された。情報筋によると、孫さんがWeChatで転送したのは中国共産党当局が比較的に敏感だと思われる文章だった。
昨年12月11日、孫さんは河南省洛陽市澗西区裁判所により不当な裁判が行われた。家族は事前に依頼した弁護士が裁判所側に認められなかったため、地元の弁護士2人を改めて依頼するしかなかった。
法廷に入る際、孫さんは手錠と足枷をつけられたが、法廷で5分ほど自己弁護した。張さんは法輪功を学ぶことが犯罪ではないと説明した。その日、裁判官は判決を宣告せず、2カ月以内に結果を出すと言った。
2022年7月、孫さんは懲役8年、罰金3万元の判決を言い渡されたという。
上海市の法輪功学習者・戴之穎さんは昨年4月12日、河南省洛陽市の警官に連行され、先日、懲役9年6カ月、罰金4万元の重刑を言い渡された。1年余り前、湖北省武漢市の法輪功学習者・張霞さんは河南省洛陽市澗西区の警官に連行され、今年6月21日、同区裁判所に懲役9年、罰金3万元の重刑を下された。
そのほか、法輪功学習者・付妮娟さん、李福春さん、呉佳健さんはWeChatで法輪功関連の映像を転送したため、2020年10月、11月、河南省洛陽市の警官によって別々に湖北省枝江市、北京市通州区、山東省莱西市から連行され洛陽市留置場に拘禁された。昨年4月25日、洛陽市澗西区検察庁は3人の学習者を同区裁判所に起訴した。