Ⅲ度の火傷が奇跡的に治癒
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文/江蘇省の大法弟子

 【明慧日本2023年4月4日】Ⅲ度(皮下組織までやけどが及んだ状態)の化学熱傷を負ったある患者は、足全体が焼け、火傷が深くて腱まで痛めていました。その男性患者は治療しながら、私が勧めた法輪功を学んだところ、1カ月ほどで歩けるようになり障害も残りませんでした。男性は家に帰ると、友人や家族にこの奇跡を話し、中国共産党の組織である党、団、隊から脱退する「三退」を勧めました。

 この患者は、胡さんといいます。2014年10月1日に江蘇省蘇州市から私の病院に運ばれて来ました。右足全体が膝の上まで電気めっきの中に落ち、Ⅲ度の火傷を負っていました。蘇州の病院では皮膚の移植が必要でした。そのため、工場の社長は胡さんを私のところに送ってきたのでした。胡さんの足の肉全体が焼け焦げて高熱が出ているのを見て、以前の私なら引き受ける勇気はなかったでしょう。

 私は開業医です。先祖代々から継承された秘法で火傷を治療しています。同時に私は法輪功を修煉しており、「彼がここに来たということは、師父が按排してくださったから来たのだ、縁がある人だ。私が彼を助けるべきだ」と考えました。

 胡さんは痛みのため大量の汗をかき、服は毎日6回も着替えていました。私は胡さんに「とても深刻です。法輪功の師父しかあなたを助けることはできないでしょう」と話しました。私はまず胡さんの奥さんに、法輪功の五つの功法を教えました。奥さんはとても真剣に学びました。そして、私たち2人は毎日3時半に起き、胡さんの隣で煉功をしました。胡さんは私たちを見て、「あなたたちが隣で煉功しているときは、足が痛くなくなる」と、そう言いながらいつもは痛くて眠れないのに、胡さんは眠ってしまうのでした。私は、胡さんと奥さんに「私達が煉功している時、師父が煉功場を見守っておられるので、エネルギーがあるからです」と教えました。

 奥さんはとても縁があり、法輪を抱える動作をしていた時、トンネルが見え、まぶしく光って先が見えず、きれいだったと言いました。またある時は天宮の門が見えて、その両端に馬が三頭おり、さらにこの世で見ることのないくらいの美しい子供が3人乗っていたと言いました。

 胡さん夫婦は、毎日とても真剣に法を学びました。ある日、彼はひどい腹痛に襲われたので、私は「心配しないで、ただ『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』と唱えればいいです。師父はあなたの業を消してくださっているのです」と伝えました。すると一時間後、痛みが消えました。胡さんは2012年、工場で人のお尻を熱湯でやけどをさせたことがあり、その人は3カ月以上入院し治療しましたが、お尻に肉の山ができてしまったと言いました。胡さんの足には肉がなく、病院だったら皮膚移植が必要で、Ⅲ度の火傷は半年くらいしないと治癒しませんが、胡さんは約45日できれいになりました。当時、胡さんはやけどが深くて腱まで痛めていたため、足を伸ばせず、足に障害が残るのではないかと心配していたので、私は「そんなことはないですよ。大法を第一に置き、常に真・善・忍に従って良い人になるよう努力すればいいのです。大法にできないことはないのです」と言いました。

 50日目くらいに、胡さんは床に降りようとしましたが、まだ立つことができず、転んでしまいました。翌日、胡さんは「私は必ず床に降りて歩く。師父助けてください」と言いました。その直後、部屋の中から胡さん夫婦の笑い声が聞こえたので行ってみると、本当に奇跡が起きていました。歩けるようになったのです。社長に電話を掛けましたが、半信半疑の様子でした。その後胡さん夫婦は社長に迎えに来てもらい、家に帰ると友人や親戚に奇跡を伝え、「三退」を勧めました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/18/304945.html)
 
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