河北省の法輪功学習者8人、不当判決
【明慧日本2023年6月29日】(河北省=明慧記者)石家荘市深沢県の十数人の法輪功学習者(以下、学習者)は2022年1月10日深夜、不当に連行された。そのうち、何紅彦さん、劉小妙さん、杜国防さんを含む8人は、石家荘市第二留置場と晋州市(しんしゅうし)留置場に不当に拘禁され、同年6月2日に晋州市裁判所に移送された。そして、今年4月4日に晋州市裁判所で開廷され、6月9日の情報によると、8人は判決を言い渡されたという。
法輪功は世界の人々に親しまれる気功であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
何さんは懲役5年の実刑判決を宣告され、罰金4万元(約80万円)、劉小妙さん(74歳女性)は懲役3年、罰金3万元(約60万円)、焦亞琴さんは懲役3年、罰金3万元(約60万円)、杜さん(52歳男性)は懲役3年、罰金3万元(約60万円)、劉玉茹さん(55歳女性)は懲役2年6カ月、罰金2.5万元(約50万円)、田宣さんは懲役2年、罰金2万元(約40万円)、馬同欣さんは懲役1年10カ月、罰金1.5万元(約30万円)、劉成伍さんは懲役1年10カ月、罰金1.5万元(約30万円)を言い渡された。
4月4日午前10時過ぎ、学習者8人は晋州市裁判所で裁判を受けた。検察官は晋州検察庁の程立軍であり、裁判長は李双立だった。審問には5人の弁護士と3人の家族弁護士が出席した。弁護団は裁判官と何度も交渉したが、それでも家族の傍聴は許されなかった。裁判は午後8時30分、判決が下されることなく終わった。その後、6月9日になって、8人の学習者全員が判決を受けたことが分かった。