【5.13応募原稿】刑務所で災いを転じて福を得た人々(二)
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文/河北省の大法弟子

 【明慧日本2023年7月9日】(前文に続く)

 ある個人経営者が、私との会話に非常に興味を示し「法輪功は本当に素晴らしいものだ!」と言いました。すると、別のある受刑者がその個人経営者を「ここで、あなたはまだ法輪功のために話す勇気があるのか? あなたは出所したくないのか?」と脅迫しました。その個人経営者は「私は怖くありません! 法輪功は素晴らしいです!」と言いました。その結果、翌日、その個人経営者は釈放されましたが、その個人経営者を脅迫した受刑者は看守から叱責され、罰として座らせられ、それまでの傲慢さはなくなりました。後で、その受刑者は刑務所に移送されましたが、監房の他の人たちが通常行われるような形式的な手続きはありませんでした。その受刑者は悲しげな様子でただ去っていきました。人々の大法に対する態度が自分の未来の運命を決定するのであり、それは人の観念では理解できないものでした。

 また、ある受刑者は市政府のある部門の小頭(訳注:少人数の部下をまとめる長)で、私と話したがりました。そこで私はその小頭に法輪功についての紹介をしました。後にその小頭は真実を理解し、私に「法輪功はどのように修煉するのですか?」と質問してきました。私は「今は座禅を行い、心の中で真・善・忍と念じるだけでいいのです。外に出た後、法輪功修煉者を探して具体的に学んでください」と言いました。その小頭は毎日座禅し、真・善・忍を心の中で念じました。数日後、その小頭は自分の案件が取り消されたことを通知され、家に帰ることができました。その小頭は非常に感動し、私に別れを告げにやってきました。そうです、人が真実を理解することで得られる福報が目の前にありました。このような例は、まだまだたくさんありました。

 ある晩、別な受刑者は突然、風邪の症状が現れ、鼻水が出たり、涙を流したりしてとても苦しんでいました。監房にはたくさんの受刑者がいるため、寝る時は頭が向かい合うように配置されました。その晩、その受刑者はちょうど私と向かい合うように配置されました。次の朝、その受刑者は私に「昨夜はとても辛かったけれど、向かい合っているのがあなたであることがわかったので、きっと大丈夫だと思いました! 見てください。私は本当に良くなりました、風邪を引いていません。私が出所したら、必ずあなたに会いに行って、法輪功を修煉します。何か困ったことがあったら、市内の西部地区にいる私に相談してください。手助けできます!」と言いました。

 ある日、留置場の警察は、監房の受刑者に自分の生活上の要求や提案を書いて紙に記入し、提出するように要求しました。牢名主は、私に最初に書くように言いました。私は受刑者たちの爪が長くて汚れているのを見ました。私はそれぞれの監房に爪切りを配布するべきだと書きました。私が書き終えると、誰かが私がいる監房に爪切りを持ってきました。牢名主が思わず「あなたは本当に神です! 書き終えた直後に爪切りが届きました」と口走りました。監房内には、爪切りのような物は許可されていません。なぜなら、一部の受刑者が極端な行動を取る可能性があるためでした。

 「私はあなたよりも早く出所するつもりです!」

 不当に拘禁されて1ケ月後、私は悪名高い労働教養所に不当に連行されました。その労働教養所は非常に邪悪で、看守によって指示された特定の受刑者を除いて、他の人は毎日固定された姿勢で、小さなプラスチックの硬い椅子の上に長時間座らされ、「関係」のある受刑者によって監視されました。わずかな不注意でも、引きずり出されて暴力を受けることがありました。

 その日、ある監視役の受刑者が座って「なぜこの光景を前にすると、以前に見たことがあると感じるのだろうか?」と独り言をいっているのを聞いて、善の心が表れていることがわかりました。休憩中に、私はその監視役の受刑者に近づいて「あなたがさっき言った言葉に感動しました。あなたが善良な人であることを私は知っています。あなたと個別に話をしたいと思います」と言いました。その監視役の受刑者は「わかりました、時間を見つけて私たち2人で話しましょう」と言いました。
 ある日、その監視役の受刑者は私を一つの部屋に呼び出し、「何か話があるなら、遠慮せずに言ってください。私たち2人だけですから」と言いました。そこで、私は法輪功についての真相を伝え始めました。そして「法輪功を修煉している人は善良な人であり、これらの善良な人々を迫害することは犯罪であり、あなたにとっても良くありません」と伝えました。その監視役の受刑者は「私はあなたたちが善良な人だとわかっているし、どうすべきかも知っています。あなたを法輪功の友人と決めました。私はあなたたちのことをとても尊敬しています」と言いました。それ以降、その監視役の受刑者は本当に法輪功修煉者を迫害しなくなりました。後にその監視役の受刑者は、警察により自由度の高い、ゆるやかな部隊の受刑者の班長として配置されました。

 ある晩、私ははっきりとした夢を見ました。遠くの地面にはたくさんのパイナップルがあり、いくつかは腐っていました。しかし、私が近づいてよく見ると、それらのパイナップルはすべて良い状態で、腐っていませんでした。目覚めた後、私は師父が私に家に帰るようにと伝えてくださったのだと理解しました! 表面的には、刑務官は私が「転向」しないからと言って「刑期を延ばす」つもりであり、労働教養所から離れることは難しい(腐ったパイナップル)ということでした。しかし、私が労働教養所から離れるかどうかは、大法の師父の決定によるものでした。師父は、私にここから帰るように言われたので、私は家に帰ることができました(腐っていない良いパイナップル)。

 ある受刑者の班長が労働教養所での刑期を減らされ、あと数日で帰宅することになりました。その班長と私の関係はとても良好で、出所後は私と友達になるために私を探すと言いました。朝起きて、私はその班長に「私はあなたよりも早く出所するつもりです!」と言いました。その班長は私が冗談を言っていると思ったようでした。その班長は、刑務官との関係が比較的良好であり、私が労働教養所で「刑期の延長」を言い渡されたことをすでに知っていたからでした。

 もうすぐ正午になる時、看守が「荷物をまとめて家に帰るぞ」と私を呼びに来ました。受刑者たちはみんな「なぜ、出所すると言っただけで、出ていけるのですか?! 本当にすばらしい!」と驚きました。後で知ったのですが、私の「刑期延長」の書類は、司法局に送られる途中で戻されていたのです。司法局に到着して公印が押されると、事実として確定してしまうので、本当に一髪千鈞を引く(訳注:いっぱつせんきん。非常に危険な状況でわずかな差で難局を切り抜ける)でした!

 「法輪功は天に通じている!」

 数年前、私は農村の市場で法輪功迫害の真相DVDを配布したことで、真相を知らない人によって告発され、警察によって拘置所に連行されました。私が監房に入ったばかりの時、監房の中にいる受刑者たちは疑念と恐怖の目で私を見つめ、私に近づくことさえ躊躇しているようでした。受刑者たちはお互いに「彼から離れて、彼に私たちが『洗脳』されないようにしましょう」と口裏を合わせていました。

 受刑者たちとの会話を避け、私は真・善・忍の基準に従って行動し始めました。自発的に清掃を行い、監房を整理し、心の状態は穏やかで平和でした。徐々に受刑者たちは私と話し始めましたが、最初は日常の話題に限られており、私は真相を伝えませんでした。後に受刑者たちは私がテレビで宣伝されている法輪功のイメージとは全く違うことに気付き、警戒心を解き始め、法輪功について尋ねてきました。私は受刑者たちにまずは法輪功を紹介し、そして次に「天安門焼身自殺」の真実を話しました。受刑者たちは理解し、中国共産党(以下、中共)を罵り始めました。

 ある受刑者はかつて個人経営者であり(以下、経営者)、佛教を信仰していたので、私との会話を非常に望んでいました。そこで、私は佛を修める道理を話すと、経営者は共感しました。その結果、天目が開かれ、別の空間の壮観な景観を見ることができました。ある日の夕方、経営者は空に大きな「丫」の字を見て、私に「なぜ『人』の字が逆さまに書かれているのでしょうか?」と尋ねました。私は「これは神佛からの啓示であり、私たちは皆天から来た存在であり、最終的には天に帰るために修煉しなければならないということです」と説明しました。その経営者は少し理解したようで、頷きました。

 私が拘置所を出る前夜、その経営者は私が翌日に出て行くことを知り、私に、その経営者が天上からやってきた龍や鳳凰などの多くの祥瑞の光景(訳注:幸運や祝福の象徴的な光景)を見た、と言いました。私は「あなたが見たものは本物です」と言いました。しかし、他の受刑者たちは見ることができませんでした。少し考えた後、私は両手を空に向けて、下に向かって「引っ張る」というジェスチャーをしました。私の意図は、これらの受刑者にも超常的なことを見せるということでした。私が手を下ろした瞬間、1人の受刑者が驚いて「空を見て!」と叫びました。私が顔を上げて空を見ると、経営者が言っていた非常に神秘的な光景が天空に現れました。受刑者たちは「法輪功は天に通じている!」と驚嘆の声を上げました。私は「法輪功は神佛がこの世で人々を救うためのものであり、共産党は法輪功を迫害することで天罰を受ける運命にあります。共産党の副葬にならないように、かつて加入した共産党、共青団、少年先鋒隊などの組織から速やかに脱退(三退)してください」と言いました。受刑者たちはみな「三退」に同意しました。

 私は、法輪功を修煉して、これまで多くの神秘的な出来事を経験しました。獄中で受刑者たちと交流する中で、大法の師父が衆生に対して持つ慈悲深さを深く感じました。世間から軽んじられ、社会の最下層に位置するこれらの受刑者たちに対しても、師父は平等な心で見守られていました。師父の人々に対する慈悲は、人間の角度からでは理解し得るものではありませんでした。

 今年(訳注:2023年)の旧正月の前夜、大法の師父は『なぜ人類が存在するのか』という説法を初めて全人類に向けて発表されました。この説法によって、迷いに陥った人々が慈悲によって目覚め、巨大な危険に直面する人類を救い、人々に天に通じる輝かしい大道を指し示されました。人々は非常に大切にすべきであり、機縁を逃さないようにしなければなりません。

 師父に感謝申し上げます!

 (明慧ネット第24回世界法輪大法デー入選文章)

 (責任編集者:斉昕宇)

 (完)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/6/4/460165.html)
 
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