【5.13応募原稿】まだ多くの警官が基本的な真相を理解していない(一)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年11月13日】2023年3月1日の朝、私が子供を学校に送り終えた後、50歳前後の私服警官が電動バイクに乗って私を止めました。私服警官は私の腕をつかみ「あなたは○○○ですか? あなたは年末の29日の晩、子供を連れて何をしに行ったのですか? 私たちについてきてください!」と言いました。私服警官が後ろの警察車両に向かって手を振ると「ワーッ」 と数人が駆け寄り、私の手首に手錠をかけました。

 通行人は何が起こっているのかわからず、皆私の方を見ていたので、私は大声で通行人たちに「警察が真・善・忍を修煉している良い人を連行しようとしています! 法輪大法はすばらしい! 真・善・忍はすばらしい!」と言いました。

 女性の警官「素晴らしいですね!」

 警官が左右から私を掴み、警察車両に引っ張って行き「行くぞ! 直接病院で身体検査を受けるんだ」と言いました。首謀者は警察署の副署長である劉でした。劉は口汚く、大声で「今日はおまえを中に送り込まないといけない! おまえがあのシールを貼ったのか? ○○通りと○○通りだろう?」と叫びました。私は「法輪功を迫害してはいけません。善い人々を迫害してはいけません。法輪大法は世界100以上の国にあまねく伝わっており、真・善・忍は人々に善を行い、良い人であるように教えています」と言いました。劉は「私は悪人だ。私は虐殺者だ。法輪功と戦いたいのだ。それが楽しいことだ。おまえたちを仕留めるし、おまえもあっち(訳注:刑務所)へ行かせる。おまえはいつか自分の家を滅ぼすことになるだろう」と言いました。

 劉は怒鳴り散らし、私が真相を伝えることを許さず、私に対して絶えず「もうそろそろ口を閉じないと殴るぞ」と言いました。私は動じず、車内の警官に善意をもって真相を伝え続け、私の修煉体験について話しました。隣の女性の警官は私の話を聞いて「素晴らしいですね!」と言いました。私は「私は皆さんが真相を理解し、平和で安全に過ごせることを願っています」と言いました。

 警官たちの会話から、朝から警官たちが私が来るのを待つために階下で待ち伏せしていたことがわかりました。警官たちは、私が子供のことをまだ世話しており毎日子供を学校に送迎している、ということを言いました。そして、朝は子供の父親がしばらく階下で立っていたがすぐに立ち去った、ということを言いました。

 警察車両が市立病院に到着し、警官たちは採血をするために私を引っぱって行きました。警官たちは、協力して検査が終われば家に帰れる、と繰り返し私をだまそうとしました。私は協力しませんでした。劉が私の後ろから手錠を強引に引き上げ、私の手は血の跡が二つつくほど絞められ、心を突くような痛みが走りました。私は全力を尽くして病院内の多くの人々に「法輪大法はすばらしい! 真・善・忍はすばらしい! 全世界が知っています! 警察は良い人を連行し、迫害しています!」と叫びました。

 私は医師に、警察の非道な行為を手助けしないようにと言いました、そして、この天に背く悪事をやめてほしい、と言いました。警察が私を迫害しており、犯罪行為をしていました。劉は私の手をさらに強く捻り、私は「法輪大法は素晴らしい!」とさらに大声で叫びました。数人の警察が驚いて私の口を一緒になって押さえ、私のマスクを引っ張って私の顔を覆いました・・・。

 採血が終わると、私の手の甲が青紫色のあざになり、大きな腫れができ、血が滲み出ていました。私は女性の警官に「あなたたちが私に何をしたか見てください」と言いました。女性の警官は私の手の状態を一目見て、すぐに綿棒を取りに行きました。女性の警官は尿検査を受けさせるために私を連れて行きましたが、私は尿検査を受けませんでした。私は「お姉さん、彼らと一緒に善い人を迫害しないでください。法輪功はすばらしいもので、世界中の人が修煉しています。迫害に加担した人は、将来責任を負うことになります」と言いました。女性の警官は「協力しないし、やらせないし、できません」と言いました。

 若い医師は驚き悲しんだ

 警官たちは私にCTスキャンを受けさせ、さらに「陽性」かどうかを尋ねました。私は「善良な人々を迫害することは法律違反であり、犯罪です。法輪功は国際的に多くの国から賞賛され、尊敬され、保護されています。どの国でも法輪功を修煉できますが、あなたたちだけが迫害しています」と言いました。劉は脅しながら「もう一度言ってみろ! 私がおまえを殴るかどうか信じるか?」と言いました。私は「殴ってみてください、あなたは銃を持っているじゃないですか? 私を殺してみてください」と言いました。劉は一瞬驚き、私を見つめ、殴りませんでした。

 警官たちは一緒になって私を押さえつけ、担ぎ上げ、CTスキャンの台に私を乱暴に運びました。そして、私を押さえつけ、私を横にし、私の両手は手錠で背中に押し付けられました。私は「中国の一般の人々は人権なんてものはどこにもない。あなたたちは(人の財産を)収奪したり、人を迫害したり、やろうと思えばそれができるんだから! お医者さん、彼らの悪事に協力しないでください! 彼らは法輪功を迫害し、多くの善良な人々から生きたまま臓器摘出をして殺しています!」と言いました。若い男性の医師は怯えて一方に立ち、非常に悲しい表情をしていました。

 身体検査の過程で、私は警官たちの迫害行為に従わず、たとえば装置が私に息を吸うように音声を発すると、私は息を吐き、逆に私に息を吐かせようとすると、私は息を吸いました。劉は外側で「あなたは何かをするように指示しても何もしない!」と騒々しく罵りました

 警官は今度は屋外で私にPCR検査を受けさせました。劉は「私はおまえの子供に食べ物を与えず、誰も世話をしないようにし、学校が終わっても誰も迎えに来ないようにし、彼を街頭で泣かせ、街中をさまよわせ、彼に家がないようにするぞ。彼の父親も逮捕して、どこにも行く場所がないようにするぞ。今日、おまえは私たちの手に落ちたのだ。将来、おまえの子供もあなたと同じように、いずれ私たちの手に落ちるだろう。おまえの子供には母親がいなくなるだろう!」と、ずっと脅しの言葉を言い続けました。私は「私が犯罪者でないことは言うまでもなく、私の子供が犯罪者の家庭の子供でないことも言うまでもないことなので、あなたたちはこのようにしてはいけません!」と言いました。

 私は警官たちに私の家族に電話をかけさせ、家族に頼んで午後に子供に迎えに来てもらいました。私は「子供に何かあった場合、私はあなたたちの公安局のすべての部署に告訴します」と言いました。しかし、警官たちは私に電話をかけさせてくれませんでした。

 人々は黙って聞いておりビデオを録画する人もいた

 私は手錠をかけられていて動けず、PCR検査を待つ長蛇の列を見ながら、私は人々に向かって「警察は真・善・忍を修煉している良い人を連行しました! 親切なみなさん、どうか私の夫に電話をかけて、午後子供を迎えに行ってもらってください。子供はまだ小さく、自分で帰ることができません!」と叫びました。私は何度も叫び続け、電話番号を繰り返し唱えました・・・。

 人々は静かに聞いており、ビデオを録画している人もいました。私は手すりにもたれかかり、誠心誠意「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』。危険の時に、心から敬意をもって念じれば、天から賜る幸福で平安が得られます」と一語一語ゆっくりと繰り返し唱えました。劉が突然「長すぎて覚えられない」と言いました。私は今度は劉に「危険の時に心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば平安を保つことができます」と伝えました。

 PCR検査で私の順番が来ました。警官は髪の毛をつかんで私をガラスに押し付けましたが、私は医師に「法輪功への迫害に加担しないでください」と言いました。私が話し始めると、医師は私の口に綿棒を入れました。

 まだ多くの警官が基本的な真相を理解していない

 PCR検査が終わると、警官たちは再び私を車に引っ張り込み、地区の公安局に連れて行きました。劉は悪態をつきながら「病院で何を叫んでいたのですか? 私たちのところに来たら、私がおまえをどう扱うか見てみろ。おまえを殴り殺すぞ!」と言いました。私は「殺人ですか?」と言いました。劉は「そうだ、俺たちはおまえがあっち(訳注:刑務所)で死ぬことを確実にする。行け!」と言いました。車から降りると、劉は私に向かって「走れ! 走れ!」と怒鳴りました。

 公安局のロビーに入り、写真を撮るように言われましたが、私は拒否しました。劉が私の頭を掴み、私は目を閉じたままで、警官たちが写真を撮りました。劉は私を見て、私が署名しないことを理解し、劉が自分で署名しました。

 他の警官が集まってきて、私に「あなたはとても若いですね? 法輪功は『焼身自殺』をしたのに、なぜまだ修煉しているのですか?」と言いました。私は「あの『焼身自殺』は偽物です。劉思影の気管は切られたのです。記者が彼女を取材した時、彼女はまだ歌えたでしょうか? それに、王進東の座禅の時の結印の姿勢も間違っています。彼は法輪功を修煉していないんです!」と言いました。私が正確な煉功動作を手と体の動きを使って示すと、警官は黙り込んで驚いていました。

 1人の女性の警官が「法輪功を修煉すると殺人をする」と言いました。私は「違います。大法の師父は私たちに真・善・忍の理念に従って良い人になるように教え、心を修め良い人間になり、人のことを優先に考えて行動し、自分よりも他人を優先する人になるように指導してくださっています。本の中に書いてあります、読んでみてください。みなさんはテレビの嘘の報道にだまされています」と言いました。

 警官たちは取り調べ室で服を着替えるように私に言いましたが、私は着替えませんでした。劉が再び「協力しないなら殴るぞ」と言いました。警官たちは淡い青色のベストを強制的に私に着せました。劉が再び私を殴ると脅かしましたが、私は劉に「私を殴って楽しいですか?」と尋ねました。劉は「そうだ」と言いました。私は「それなら、殴ってみてください」と言いました。劉が再び私を罵ったので、私は「私を罵ることで嬉しいですか?」と言いました。劉は「そうだ」と言いました。私は「それなら、罵ってみてください」と言いました。劉は一言罵り、それ以上は罵りませんでした。警官たちは私を取り調べ室に連れて行き、鉄の椅子に縛り付け、不当に尋問し始めました。私は警官たちに真相を伝え、善を勧めました。劉は「法輪功は邪教であり、おまえは犯罪の容疑者だ」と言いました。私は「法律において、法輪功が邪教であると規定したものは一切ありません。これは江沢民による法輪功を迫害するための中傷の言葉です」と言いました。劉は携帯電話を取り出して検索しましたが,関連する法律の条文を見つけることはできませんでした。

 私は「私は犯罪を犯していません。あなたたちが権力を乱用して私を傷つけることはできません。犯罪を犯しているのはあなたたちです。私は中国の合法的な市民です。法輪大法への迫害は千年に一度の冤罪であり、冤罪事件です」と言いました。劉は「冤案は何もない。たとえ私が人を間違えてしまったとしても、私はその間違った道を最後まで進みます」と言いました。私は「習近平は14、15歳の頃に刑務所に収監されたことがありませんでしたか? 彼の父親も反革命犯のレッテルを貼られたのではありませんか? そしてその後、名誉を回復したのではありませんか? 劉少奇も反逆者、裏切り者、革命の敵としてのレッテルを貼られたのではありませんか? そしてその後、名誉を回復したのではありませんか? 中国共産党(以下、中共)のこのような政府は正しいことを遂行しているのでしょうか?」と言いました。

 「文化大革命の10年間、多くの無実の善良な人々が右派として非難されました。名誉を回復した時の冤罪率は99%でした、これでもあなたは冤罪がないと言えますか? 歴史は繰り返され、古代ローマがキリスト教徒を迫害し、四度の疫病が古代ローマを罰しました。中共は現在、でっち上げた情報で法輪功を迫害し、その虚偽情報を世界中に広めており、それが大疾病をもたらし、世界中に影響を及ぼしているのではないでしょうか? 因果応報は天の理です。古い物語によれば、僧侶を殴ったり罵ったりすると必ず報いが返ってくると言います。法輪功が本当にどのようなものであるのか、皆さん本当に理解していないのですか? たとえ一人でもあなたたちが真相を理解するのであれば、私が今日この罪を受けることは無駄ではありません。ただ私は心配です、私が去った後になってもあなたたちがまだ真相を理解していないのではないかということを・・・」

 (続く)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/24/460183.html)
 
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