【明慧日本2023年10月11日】吉林省の法輪功学習者・蘇翠芝さんは、徳恵市大房身郷の長春村に住んでいたが、徳恵市内に引っ越し、仕立屋を経営している。今年2月25日、蘇さんは徳恵市の警官に連行され、8月に同市裁判所により、懲役7年の判決を宣告された。
蘇さんは「真・善・忍」の信仰を堅持しているとして、当局の警官に3回も連行されたことがあり、今回の判決は2回目となった。
2011年9月24日午前6時30分頃、蘇さんは徳恵市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に自宅に押し入られ、連行された。蘇さんは後日、その時の様子を次のように語った。「私は、あなたたちは誰ですかと聞くと、彼らの1人が私を2回平手打ちし、声を出すなと言われ、さらに2回私を殴りました。そして彼は手錠を取り出し、私に手錠をかけました。その時、私は1人で家にいたので、息子と娘に電話をかけようとしたのですが、阻止されました。彼らは私の携帯電話2台と家の鍵を押収し、私の頭に服をかぶせたまま公安局に連行しました。公安局で私は彼らが国保の警官だと知りました」
その後、徳恵市政法委員会と610弁公室が管轄する検察庁と裁判所により、蘇さんに懲役4年の不当判決を言い渡した。蘇さんは2015年9月23日に釈放されるまで、吉林省女子刑務所で拘禁され迫害を受けていた。釈放後、蘇さんは徳恵市の国保に行き、押収された私財の返還を要求した。
蘇さんは当時、警官に自宅から何を押収されたかを知らされなかった。3日後、警官は蘇さんに何枚かの写真を持って来て、家から押収したものだと言い、サインを求めた。写真には法輪功の書籍と法輪功の資料以外に、法輪功の文言が書かれている1元から20元の紙幣と郵便局のクレジットカード2枚だけが写っており、他の押収したものが写っていなかった。帰宅した後、蘇さんは自分の家にある「自分と障害のある夫との生活費1万3200元、末っ子が郵便局のクレジットカードに預金したいと言った1万6500元、通帳に1万6902元を挟んでいた、次女名義の農村信用組合の通帳、古い紙幣の50元の人民元3枚、携帯電話2台、家のすべての鍵、アイロン2台、mp5一つ、mp3一つ、USB一つ、パソコン二台、プリンター二台、印刷用紙4箱、インク13箱」などが無くなっていると気づいた。つまり、警官が誰もいない蘇さんの家でお金と品物を持ち去ったのだ。
蘇さんは、徳恵市公安局の国保の警官に対し、上記の金銭と品物をすべて返すようにと、不法に家宅捜索をしたことの説明をするよう要求したが、国保からの返答はなかった。
2018年10月上旬から中旬にかけて、遼寧省胡蘆島市に親族を訪問していた蘇さんは、河北省の秦皇島駅で警官に連行され、約10日間拘束された。
その後、生計を立てるため、蘇さんは徳恵市で仕立屋を営んで、とても繁栄している。しかし、今年2月25日、蘇さんが警官に連行され、店は閉店に追い込まれた。
今年2月25日正午と26日朝、徳恵市公安局局長・顧民の計画の下、同市の国保、勝利派出所、恵発派出所、振興派出所、建設派出所、達家溝派出所、朝陽派出所、天台派出所、夏家店派出所は、大勢の警官を出動させ、同市の法輪功学習者に対して、大規模な連行・家宅捜索を行った。蘇さん、王玉芬さん、鄭玉明さん夫妻、王桂英さん、謝雲香さん、劉忠栄さん、李徳成さん、馬淑華さん、馬樹花さん(法輪功を学んでいない)、荘燕さん、王秀琴さん、崔涛さん、張伝方さん(男性)、賀さんなど、少なくとも15人の法輪功学習者及び家族が連行された。
そのうちの7人は同日または翌日に釈放され、張伝方さんと賀さんは15日間の不当に拘束後に釈放された。蘇さん、謝雲香さん、劉忠栄さん、王桂英さん、王玉芬さん、鄭玉明さんは、徳恵市検察庁に逮捕状を発付された。そして、徳恵市裁判所は8月、蘇さんに7年、謝雲香さんに5年、劉忠栄さんに3年6カ月、王桂英さんに10カ月の実刑判決を言い渡した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)