文/北京の大法弟子
【明慧日本2024年11月9日】同僚のYさんはクリスチャンですが、私の話を聞くのが大好きです。ある日、倉庫で釘を踏んでしまい、靴に穴があいてしまったそうです。それを聞いた私は、すぐにYさんを慰めに行きました。Yさんは「お姉さん、あなたの話を聞くと心が安らぎます」と言いました。私は単にYさんの立場になって正直な気持ちを伝えただけであり、そして少しの食料品を買ってあげただけなのに、Yさんは「お姉さん、このスーパーであなたは私にとって一番親切な人です!」と言いました。
私はYさんに「私は法輪功を修煉しているのですが、私の師父は『全世界の全ての人々はかつて私の親族でした』(『二〇〇三年元宵節での説法』)と説かれました。ですから、私は師父の教えに従わなければなりません」と言いました。すると、Yさんは「お姉さんは本当に素晴らしい信仰を持っているわね! お姉さんの信仰は偉大だわ!」と言いました。
一、籠泥棒と笑って向き合い相手の善念を引き出す
会社の商品は毎日朝に納品され、空の籠は翌日に回収されるのですが、最近、なぜか2回も盗まれてしまいました。そこで、空の籠が置かれている配送部門へ行きこの状況を伝えました。すると、ある日の午後、配送部門から突然電話がかかってきて「籠を盗みに来た人がまた現れました」と連絡がありました。
小走りで駆けつけると、配送部門の若い男性のLさんが、籠を盗んだ男性を怒りの顔で見ているのが見えました。私は小声で「お兄さん、どうしたんですか?」と尋ねました。その男性は少し緊張していて「いや、特に何も」と答えました。私は「お兄さん、ここには監視カメラがありますよ。壁際の空の籠は会社で再利用するので、勝手に持って帰ることはできません。それに、お兄さんは良心のある人だから、お兄さんなら私の言っていることが理解できるはずです」と言いました。その男は私の言葉を聞いて少し恥ずかしそうに笑って「割れた籠を一つだけ取っただけなんだ」と言いました。私は「お兄さん、もうやめてください」と言うと、男は頷いて自転車に乗って立ち去りました。私は笑顔で「お兄さん、気をつけて!」と声をかけました。
その後、Lさんは「あの籠を盗んだ人に、もっと色々聞きたかったのですが、まさかあなたがこんなにも巧みに話して、この問題を解決してくれるとは思いませんでした」と言いました。私は「もし普通の人同士だったら、お互いに言い争って、結局どちらもいい結果にならないですよね。でも、相手の善念を引き出すように話せば、みんながハッピーになるのではないでしょうか」と答えました。Lさんは私の言葉に頷いて同意しました。
二、新しい同僚「先輩は私にとって光のような存在です」
2023年12月、スーパーにZさんという新しい同僚が来ました。私の方からあいさつにいくと、Zさんは振り返って笑みを浮かべ、私の腕を掴んで「お姉さん、よろしくお願いします!」と言いました。まるで久しぶりに会った親戚のように、心の内をたくさん話してくれました。その日、私はZさんに三退を勧めることができました。
あっという間に旧暦の年末が近づいてきたので、Zさんと昼食を食べる約束をしました。そこで、法輪功の真相をいくつか伝え、自分の修煉体験について話しました。Zさんに「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」という心からの九文字を心から念じれば、人生がより素晴らしいものになると伝えました。Zさんの家庭は不幸で、21歳の息子はうつ病を患い、夫は仕事もせず、Zさんや息子を顧みず、お金ばかり要求してきます。家庭の重荷がすべてZさんの肩にかかっており、生活の苦難がZさんの顔に影を落とし、活気を失わせていました。
数日後、Zさんから「心からの九文字を念じていると、体全体が熱いもので包まれるような感じがするんです。それに、いつも夜遅くまで外に出ていた息子が、最近では昼間に外に出て、夜は寝るようになりました」という知らせを受けました。大晦日の夜には、Zさんから「お姉さんは私の光のような存在です。お姉さんの優しさやすばらしさに温かい気持ちでいっぱいになりました」というメッセージが届きました。
今のZさんはとても幸せそうで、師父の説法を聞いています。そし「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」という心からの九文字もずっと心の中で念じています。