【明慧日本2024年12月14日】国際人権デーを迎えるに際して、インドネシア東ジャワ州の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は12月7日、州都スラバヤ市および第2の都市マラン市で、中共による法輪功迫害の実態を伝える活動を行い、25年間にわたる中共の基本的人権侵害に平和的に抗議した。
中国総領事館前で行われた集会
12月7日午前、学習者はスラバヤ市にある中国総領事館前で集会を開催し、中共に対し迫害の即時停止を呼びかけた。学習者は通行人に迫害の実態を伝える資料を配布するとともに、中共による法輪功迫害の停止を呼びかける請願書への署名を募った。
12月7日午前、スラバヤ市にある中国総領事館前で行われた集会 |
喜んで資料を受け取る通行人 |
中共による法輪功迫害の停止を呼びかける請願書に署名する人々 |
集会中、現地の警察は学習者の安全を守り警備を派遣した。彼らの多くは、法輪大法(法輪功ともいう)とその中国での迫害の事実をすでに知っているという。
中共の生体臓器収奪の停止を求める人々
同日、学習者はマラン市でも中共による法輪功迫害の実態を伝える活動を開催し、中共に対し学習者からの生体臓器収奪という犯罪を直ちに停止するよう訴えた。
中共の生体臓器収奪の停止を求め、G7+7諸国に提出する請願書に署名する大学生 |
多くの市民は、中国の刑務所で続いている学習者からの生体臓器収奪という中共の犯罪に衝撃を受け、G7+7諸国に提出する請願書に次々と署名した。
男性大学生のマウラナ・トリさんは、「私は臓器収奪に賛成できません。良心の受刑者からの臓器収奪は人権侵害です。どのような政治的、経済的、または文化的目的であれ、この非人道的な行為は正当化されるものではありません。それは生命の権利を侵害するだけでなく、人間性の基本原則にも反しています」と述べた。
良心の受刑者に対する生体臓器収奪は基本的人権の侵害だと話すマウラナさん(右) |
女性大学生のヌル・ファディラさんは、「私の考えでは、本人の意思に反する臓器提供は非倫理的であり、違法です。それは深刻な人権侵害であり、暴力、搾取、そして臓器売買につながる可能性もあります」と述べた。
中共による法輪功迫害を終わらせるため学習者の活動を支持するヌルさん(右) |
法輪大法が「真・善・忍」を原則とする修煉であることを知ったヌルさんは、興奮した様子で「法輪功学習者が従う価値観は、現代社会が直面している課題に非常に関連しています。偽情報があふれる時代において、真実はますます重要になっています。真実を第一にすることで、より開かれた、正直で信頼できる社会を築くことができると思います」と語った。
「善は私たちに思いやりの心を持たせ、個人主義がますます広がる現代社会において、より調和の取れた環境を生み出します」と話すヌルさんは、「忍は心の健康を保ち、社会関係を改善する鍵です」と話した。
シンタ・アユ・ウランダリさんは迫害の実態を知った後、請願書に署名して学習者の活動を支持した。彼女は、「中共が無実の人々、特に『真・善・忍』を修煉の原則とする法輪功学習者から強制的に臓器を摘出していると知り、このような罪に衝撃を受けました。私は彼らの行為に断固反対します」と述べた。
「私たちの身体の臓器は神から与えられたものであり、私たちの同意なしに他人が奪うことはできません。中共は人間性を持たず、人々の意思に反することを行っています」と話すウランダリさんは、「中共の手段は非常に恐ろしいものであり、これらの犯罪は直ちに止めなければなりません」と話した。