より多くの人に真相を伝え 着実に心性を修める
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文/中国内モンゴルの大法弟子

 【明慧日本2025年3月30日】私たちの市には真相を伝えるグループが一つあります。このグループは、より多くの同修が表に出て真相を伝えられるように支援するために、毎日、対面での真相伝えに豊富な経験を持つ同修が交代で特定の場所に待機しています。真相伝えに参加したい同修がやって来ると、二人一組になって出発します。

 最初、大法弟子たちは街で縁のある人に出会ったら真相を伝えていました。その後、店舗や商業施設、住宅地へと活動範囲を広げ、現在では病院でも真相を伝えるようになりました。多くの同修がこの真相伝えのグループに参加することで、最初はうまく話せなかったものの、次第に上手に話せるようになり、対面で真相を伝え人を救う道を歩み始めています。

  五年前、私はこの真相伝えのグループに参加しました。以下は、ここ2年間の修煉体験であり、同修の皆さんと交流したいと思います。

 一、真相伝えのグループでのいくつかの出来事

 私たちの市には同修が多く、街中では常に同修たちが真相を伝える姿を見ることができます。一方、旗(内モンゴルの行政区分)や県では同修が少なく、私たちは車で旗や県へ行き、真相を伝えていました。その中で、多くの地元の人々がこれまで大法の真相を聞いたことがないことに気づきました。2024年、私たちはあることを思いつきました。旗や県の人々は病気の際に基本的に市内の病院へ来るため、そこで真相を伝えれば、より多くの人々と接することができるのではないかということでした。実際に病院へ行ってみると、患者や付き添いの家族の多くが旗や県から来ていることがわかりました。それから私は同修と協力し、市内の各病院を回りながら、繰り返し真相を伝え始めました。

 旗や県の人々は素朴で善良な方が多く、真相を聞いたことがない人も少なくありませんが、彼らの中には大法の真相を素直に受け入れる人が多いと感じました。真相を伝えた後、私は同修とともに、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心に刻むように伝え、また故郷に戻ったらこの真相を周囲の人々にも伝えるようにとお願いしました。

 ここでは、病院で起こったいくつかの小さなエピソードを、同修の皆さんと分かち合いたいと思います。

 ある病院の廊下にある椅子に座っていると、50代の女性が隣にいました。私たちは自然に会話を始めました。最近のさまざまな災害について話しているうちに、私は彼女に「どこから来たんですか?」と尋ねました。彼女は「〇〇旗です」と答えました。私はすぐに、「私もそちらの近くに住んでいましたよ」と伝え、親しみやすい雰囲気を作りました。こうして自然に距離が縮まり、私は彼女に真相を伝え始めました。彼女は「これまで一度も聞いたことがない」と言ったので、私は詳しく説明しました。

 彼女は私の話を聞いてとても衝撃を受けたようで、聞きながら何度も驚いた様子で「そんなことがあるのですか?」と言いました。彼女は現在も党員であることを話したので、私は彼女のために「三退」(中国共産党、共青団、少先隊からの脱退)を行い、「心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてみてください。それがあなたの健康に良い影響を与えます。心の誠実さが強ければ強いほど、その効果も大きくなりますよ」と伝えました。さらに、「私たちの故郷の人々は皆、純朴で善良です。ぜひ、周囲の人にも『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という心からの九文字を誠心誠意唱えるように伝えてくださいね」とお願いしました。最後に「覚えましたか?」と確認すると、彼女は「覚えました」と答えました。

 ある日、私は同修とともに別の病院へ行き、そちらで真相を伝えました。ちょうど側門から入ろうとしたとき、小柄で痩せているものの、とても元気そうなおじいさんが病院の側門の石段に座っているのが見えました。私はその隣に座り、聞いたら彼は再検査のために来たと言いました。私は自然と最近の天災について話し始めました。ちょうどその頃、その地域では雹が降ったばかりで、彼もそのことをよく知っていました。そして、「農民は本当に大変だよなぁ」とため息をつきました。私が「今年は災害が本当に多いですね」と話すと、彼は周囲を見渡してから、小声で「権力者が徳を失ったせいだな!」とつぶやきました。

 私はこの流れで伝統文化の話をしながら、大法の真相へと話を進めました。そして、江沢民が天理に反する数々の行為をし、とりわけ法輪功を迫害し、偽の『天安門焼身自殺』を捏造して世界中の人々を騙したこと、これは、中国共産党の棺に最後の釘を打ち込むことになったと伝えました。彼が自分は党員であることを話したので、私は彼のために「三退」を行いました。そして、「必ず故郷の人々にも法輪大法の福音を伝えてくださいね」とお願いしました。すると彼は、「もちろん伝えるよ」と答えました。最後に、彼は名残惜しそうに私に別れを告げました。私は「また機会があればお話ししましょうね」と伝えました。

 多くの故郷の人々が真相を知り、自ら明るい未来を選んだことに、私は同修とともに心から喜びを感じました。

 二、真相を伝える中で内に向かって探し、着実に心性を修める

 ある日、私は同修とともに再び病院へ行き、真相を伝えていました。長い廊下の端にある椅子に、50歳前後の女性がいました。彼女は椅子に身体を預け、両足を伸ばし、椅子の下には脱いだ靴が置かれていました。身体の下には汚れた衣類が重ねられており、頭には髪がなく、スカーフで包まれていました。この光景を見た瞬間、私の心には一つの思いがよぎりました。「この人はなんだか不潔そうだな。ほかの縁のある人を探したほうがいいかもしれない」。しかし、すぐに私はこの考えを打ち消し、排除しました。そして心を固め、「この生命を救わなければならない」と強く思いました。私は迷わず彼女の隣に座りました。

 会話をしてみると、彼女は田舎から来た人で、癌を患い、病院で何度も化学療法を受けていることがわかりました。今回は再検査のために来たとのことでした。私は彼女を気遣い、「病気の具合はどうですか?」と尋ねると、彼女は微笑みながら「もう大したことはないみたい」と答えました。そこで私は、「今年の農作物の収穫はどうでしたか?」と聞くと、彼女は「雹も降らなかったし、まあまあ良かったよ」と話しました。私はそこから話を広げ、今年は南方で災害が多かったこと、そして災害の大きい原因について語りました。自然な流れで大法の真相へと話を進めると、彼女は「今までそんな話を聞いたことがなかった」と言いました。真相を知った彼女は喜んで「三退」をしました。私は彼女に「故郷のすべての人たちにも、ぜひ大法の真相を伝えてくださいね」と伝えました。そして、「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という九文字を覚えましたか?」と確認すると、彼女は「覚えました」とはっきり答えました。

 その後、私は自分が人心に流され、この縁のある人を見捨てずに済んだことを心から喜びました。内に向かって探してみると、自分に汚れを嫌う心、他人を見下す心、自分に執着する私心があることに気づきました。心性を高めるためには、まだまだしっかり修めるべき部分が多いと感じました。

 三、「悟る」から「実践する」へ

 これまで私は、物事を行うときに非常にせっかちな性格でした。毎日、授業で学生を教える傍ら、学法し、厳冬や猛暑の中でも真相を伝えに出かけることを続けてきました。常に予定が詰まっており、自分の修煉における不足をじっくりうちに向けて探す時間はほとんどありませんでした。今回、この交流文章を書くことを通じて、自分を高める良い機会を得ることができました。

 2024年の旧正月の元日、大学に通っている娘が突然幼い頃のことを思い出し、泣きながら私の数々の過ちを責め始めました。彼女は、「お母さんは私を一度も褒めたことがない、いつも他の人と比べてばかりだった」と不満をぶつけ、さらに、幼少期からのあらゆる辛い経験を次々と語りました。以前の私なら、すぐに言い返して口論になっていたでしょう。しかし今回は、まずは耐えることを選びました。そして内に向かって探してみると、自分の中に闘争心、嫉妬心、功利心、支配的な性格、頑固など、多くの問題があることに気づきました。

 これまでの家庭生活を振り返ると、私は「母親なのだから、あなたは私の言うことを聞くべきだ」という考えを強く持っていました。娘がどんな意見を言っても、私はまったく気に留めず、真剣に受け止めることはありませんでした。家庭の中には、伝統文化にあるような「互いに気遣い、理解し、包容し、尊重する」といった雰囲気はなく、娘はそんな環境の中で成長してきたのです。彼女にとって、どれほど辛いことだったでしょう。すべての傷は私自身が作り出したものだったと気づき、深く後悔しました。そして、これからは必ず改めようと心に決めました。

 2024年の夏休み、娘が帰省し、学校での出来事について話してくれました。私は、彼女たちが学校で取り組んでいる課題の内容が高校時代とは異なり、多くのグループメンバーと協力してPPT(プレゼンテーション用のスライド)を作成し、学習能力や調整力、表現力を鍛えていることを知りました。娘の話をじっくりと聞き終えた私は、彼女を心から褒めました。すると娘はとても嬉しそうにし、「こんなにたくさん褒めてもらったのは初めてだよ」と言いました。私は、それまで常に娘の欠点ばかりを見ていた考え方を改め、彼女を心から認め、尊重することを学びました。その結果、この夏休みの間、娘は私と積極的に話し、心を開いてくれるようになりました。

 この出来事を通して、私は一つのことを深く理解しました。修煉において、心性を向上させる機会に直面したとき、法理を悟ることはあくまで第一歩にすぎません。実際の場面で、無条件に内に向かって自分を探し、執着を見つけた時それに引きずられることなく、しっかりと排除しなければなりません。さらに、勇気を持って人心や誤った観念を変え、日常生活の中で「真・善・忍」を実践することができて初めて、本当の意味で「着実に修め」、心性を高めることができるのだと悟りました。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/13/491606.html
 
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