四川省:善良な商売人が強制連行され重刑判決に
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 【明慧日本2012年3月2日】重慶市高新区に在住の法輪功修煉者・張盛全さんは2012年2月16日、当局の迫害により捕らえられた。しかしわずか5日後、秘密裏に開廷され、無実のまま懲役4年の重刑判決に直面した。

 連行されてから、張さんはすでに行方が分からなくなっていた。結局、連行されてから5日後、検察庁、裁判所、公安局の間を往復して、繰り返し張さんの行方を尋ねていた家族は、国安局から張さんがすでに開廷され、4年の禁錮刑を宣告されたと知らされた。当局はそれに対し、家族がこれらの事実を暴き、法律を基に張さんに対する判決を指摘し、法廷の違法性や裁判のやり方を非難することを恐れ、家族の質問に対して返答すらしなかった。

 張さんはいつも法輪功の「真・善・忍」の信条に従って自分を律し、自営業の商売では不徳、悪徳などは一切せず、誰もが信頼する良い人であった。しかし、法輪功の修煉を堅持したため、今回の迫害を含め、依然から労働教養処分2年と禁錮刑3年6カ月の不当判決を受けて監禁を強いられ、無実の罪を着せられた。

 2004年10月11日午前、張さんは法輪功の資料を配布したという理由で、数カ月にわたって拘禁され、脳に傷害をもたらされ、記憶喪失になるまで拷問された。2005年6月に入所した張さんは、永川監獄で3年6カ月の獄中生活を送った。

 2001年8月、張さんは上記と同じ理由で2年の労働教養処分を科せられた。西山坪労働教養所でトイレへ行くことを禁じられ、睡眠をはく奪されるなど、多種の過酷な拷問を受け苦しめられた。また、囚人服の着用を拒否したため、看守の指示を受けた受刑者により胸骨を折られ、全身傷だらけになり、心臓が出血するほど暴行されたことがある。法輪功への誹謗を非難したことで、歯が抜け、足の指がボロボロになるまで殴られたこともある。

 2010年11月16日、張さんは重慶市で警察に連行され、渝中区留置場で拘禁された。また、九竜坡区華岩留置場へ移送されてから10カ月後の2011年9月、執行猶予と不当判決を下された。11月17日、九竜坡区裁判所は、張さんに対して不公平な裁判を開き、張さんの610弁公室による迫害や誣告の証言を無視し、張さんの反論に対し返答に窮したまま休廷した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/25/253486.html)     更新日:2012年3月3日
 
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