陝西省西安:エンジニアが洗脳班で迫害致死
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 【明慧日本2012年3月11日】陝西省西安のエンジニア・呉松崗さんは2011年8月に行方不明になった。2011年9月10日、すでに洗脳班で迫害されて亡くなったことが判明した。享年50歳。

 呉さんは2011年8月、中共に不当に連行され、8月26日に西安市北郊外の農家の庭に建てられた、「陝西省法制教育基地」に送られた。その洗脳班で、呉さんは洗脳の要求に応じなかったことを理由に、強制転向の対象となり、殴打された。

 9月10日、洗脳班の看守らは法輪功修煉者が拘束されているすべての部屋のドアを閉め、同時にすべての窓をかたく閉じるなどして、普段と異なる様子だったが、それでも呉さんが殴られる音、罵られる声が聞こえてきた。しかし、しばらくして静かになった。その日はほかでもなく、呉さんが迫害されて亡くなった日だった。

 呉さんは西安高圧電気研究所のエンジニアだった。法輪功の修煉を始める前は虚弱体質で痩せていて、かつ多病だった。1997年に法輪功の修煉を始めてから、各種の病気がなくなり、とても元気になった。呉さんは法輪功の教えである真・善・忍に従って、厳しく自分を律していた。周りの同僚は、法輪功の不思議さを呉さんの身をもって実感した。

 1999年7.20、中共は法輪功に対して迫害を始めた。呉さんは法輪功が中傷されるのを見て、幾重もの障碍を突き抜け、また色々な圧力に屈せず北京へ陳情に行った。北京から戻ってきた後、呉さんは会社の幹部から停職処分を宣告され、給与の支給も停止され、生活費がなくなった。

 呉さんが9月10日に迫害されて亡くなった後、中共のメンバーは、呉さんが銅鑼と太鼓を縛るのに使う赤い繻子で、 、、、、、、、、、、あたかも自殺を図ったかのようにでっち上げた。しかし、呉さんの遺体には傷跡があり、首に残った絞め跡も不自然だったため、その陰謀は企み通りにいかなかった。610弁公室は呉さんの親族に28万元を渡し、口封じをしようとした。洗脳班に拘束されている法輪功修煉者には事実を隠し、呉さんはすでに転向したので釈放され帰宅したと騙した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/10/254055.html)     更新日:2012年3月17日
 
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