【明慧日本2012年3月15日】曾華国さん(57歳男性)は、邵東県家電城3路100-101番に住んでいて、正直な人だった。彼はすべての力を商売に注いでいたが、過労により鬱病になってしまった。しかし2007年に法輪大法の修煉を始めてから、彼はとても元気になり、それから3年間は病気になることもなく、性格が穏やかになり、顔が赤くて艶々とするようになった。曾さんは自分の命を救ってくれた法輪大法に感謝し、自らの体験をもって、人々に法輪大法の素晴らしさを伝えていた。
曾華国さん
2010年6月21日、曾さんは面と向かって、ある人に真相資料を配り法輪功の真相を伝えたところ、その人は普段着の警官だった。曾さんは邵東宋家塘留置場へ不当に連行された。6月21日の午前11時、警官は曾さんの自宅を捜査し、法輪大法の書籍を不当に没収した。曾さんの家族は全力を尽くして救援活動を行った。曾さんの娘婿は強いられて、曾さんの代わりにいわゆる「三書」にサインさせられた。10日後、曾さんは帰宅した。
曾さんが帰宅した後、彼の家族は彼が拘禁されたことで恐怖を感じ、彼の修煉に反対した。曾さんは出国するためにパスポートを作り、また出国後の生活費用として、銀行に14万元を入金した。しかし、彼の妻は出国しようとせず、彼が出国することも反対していた。
2010年8月19日の午前、曾さんは邵東県国家保安局に行き、法輪功書籍を取り戻そうとしたところ、邵東県国家保安局の中隊長・鄧建華らによって身柄を拘束された。
お金を手に入れるために、警官らは曾さんに対して拷問を加えた。8月23日深夜1時、曾さんは邵東宋家塘留置場から密かに邵東県人民病院に運ばれた。警官らは曾さんの家族に知らせなかった。曾さんが迫害により死亡して1日後、警官らは家族に「曾さんが病院で自殺した」と知らせた。曾さんの息子は、曾さんの前額に針で縫合された傷跡がはっきりと残っていて、歯は2本折れ、両足のくるぶしの関節が破壊され、全身が傷だらけであることに気付いた。病院には至るところに監視カメラがあったため、曾さんの息子は国家保安局の警官に「あなたは飛び降り自殺だというが、病院の監視カメラの撮影記録を証拠として出しなさい」と要求した。警官らは曾さんの家族を脅迫し、一方で口封じのために26万元を支払った。数日後、曾さんの息子は映像がはっきりしないビデオを見せられ、曾さんは朝5時に飛び降りたと言われた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/10/14/120609.html) 更新日:2012年3月16日