山東省:萊西市病院の医師が自ら受けた迫害を暴露
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 【明慧日本2012年4月20日】山東省萊西(らいせい)市の人民病院の医師・李国恩さんは、「真・善・忍」に基づき法輪功を修煉し、患者に対して責任を持って仕事をして、多くの患者から信頼を得ていた。しかし、李さんは法輪功を学んでいるという理由で、当局から懲役4年の不当判決を言い渡され、刑務所に収容された。さらに、李さんが勤務している病院は李さんを不法に解雇した。出所した李さんは刑務所で4年間迫害を受けたため、痩せこけ、白髪だらけでかなり老けて見えた。

 以下、李さん自らが述べた迫害事実。

 私は、李国恩と言います。医者です。1995年に法輪功の修煉を始めてから、人間として生きる意味が分かり、良い人としての基準も分かるようになりました。現代中国の社会では、道徳レベルが低く、病院でも同じく悪徳の雰囲気に包まれています。中共(中国共産党)の闘争哲学と拝金主義を学ばされたため、人々は神様を信じなくなりました。

  私は法輪功修煉者として、師父に教えていただいた「真・善・忍」に従い、利己心をなくし、物事に対して、全て他人を優先することにしました。ですから、私は医者として、一人一人の患者に対して、まじめに診察し、患者の身体状況に合う最善の治療法を行なってきました。自分の利益を求めるような、患者にできるだけ多くの投薬や、高額な薬の使用、乱用などは絶対しませんでした。それにより、この数年、多くの患者と信頼関係を築きました。私は法輪功のおかげで、 良医になれました。

 しかし、1999年7.20から、中共の江沢民グループは、法輪功修煉者に対して残酷な弾圧を開始しました。私が勤務している病院の上司も職員である法輪功修煉者に対して、嫌がらせをしたり、強制洗脳を行ったり、人身攻撃したりし始めました。私が所属している科の主任は私に「煉功をしない保証書」を書かせたり、法輪功書籍を提出させたり、休日なのに休ませてくれなかったり、監視したり、会議で名指しで批判したり、叱ったり、優秀医者に選ばなかったり、昇進を許さなかったりなど、一度にいろいろな迫害をしてきました。

 その時期、私は毎日、仕事をしながら圧力をかけられましたが、私自身が法輪功修煉者ということを忘れず、怨恨の心を生ぜず、医者の資格を剥奪されるまで、患者のために全力を尽くしました。

 2006年10月、莱西市国保(国家安全保衛)大隊の警官は青島路派出所の警官10数人を連れ、私の勤務先の病院に来て、内科で仕事をしていた私を連行しました。しかも、警官らは私が持っている自宅の鍵を探し出し、家に不法に侵入し、家宅捜索を行い、家にあるパソコン、法輪功の関連書籍などの私物を没収しました。警官は私を連行する10数日前、職場の病院で私の家の住所を調べました。私が連行された原因は、海外のウェブサイトにアクセスしたことで、中共のインタネットを監視する部門に通告されたとのことでした。

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手錠で手足を一つにかけられる

 市の留置場に拘禁された当日の夜、私は取り調べ書にサインをしなかったため、副所長が囚人に指示し、私を殴り、手錠で手足を一緒にかけて地面に固定しました。私は腰を曲げたままの状態で、座ることや横になることもできず、大変苦痛でした。一晩その状態で、腰が折れそうに感じました。

 その後、裁判所に懲役4年の不当判決を宣告され、市留置場に2年間以上拘禁されました。留置場で毎日、朝6時に起き、夜10時過ぎまで重労働を強要され、昼休みもなく、昼食時間は30分しか与えられませんでした。2008年末、私は山東省刑務所に移送され、10数平方メートルに10数人が入っている部屋に入れられました。その後、ほとんどの間、部屋に閉じ込められ、動く場所がなく、2~3カ月太陽光を浴びることができず健康状態が悪くなりました。

 刑務所では身体上に対する迫害は忍耐できましたが、精神的に与えられた迫害はとても苦しかったのです。毎日、警官に法輪功を誹謗するDVDや文章を見せられ、洗脳されました。私は心から法輪功の師父が最も正しいことを行われていると分かっており、師父を貶すことは私の心に針を刺すように苦痛でした。

 刑務所の警官は法輪功修煉者を拷問するとき、わざと他の法輪功修煉者の目の前で行いました。私は、ある法輪功修煉者は『三書』を書くことを拒否したため、警官が8人の受刑者に指示し、法輪功修煉者を意識不明になるまで殴らせた現場を見ました。また、ある法輪功修煉者は歯が痛いので刑務所の病院に送られたが、医者に麻酔をしないで強引に健康な歯を抜かれ、さらに痛む歯を抜かれたという痛々しい場面を、私の目の前で行いました。

 私は拷問されるのを恐れて、本心に反して「三書」を書いてしまいました。

 2009年、市衛生局局長が刑務所を訪れ、私を解雇する文書にサインするよう強制しました。

 連行されてから、幸せな家庭も崩壊されました。義理の母は心臓病の悪化で手術を受けました。妻は大学受験する息子の世話をしながら、義理の母の介護し、また私の釈放を求めるため、いろいろな関係部門を訪ね、仕事も行かなければなりませんでした。妻にはとても重圧でした。病弱の母は私のことでショックを受け、病状が悪化し、私と会うこともなく亡くなってしまいました。

 そして、私を信じて診察に来ていた患者は、私がいなくなったことで、自信を喪失してしまった人も少なくありませんでした。

 私が拘禁されたことで、私のことをよく知っている友人、親戚、同僚は、中共政府を罵り、中共政権を信用しなくなりました。また、多くの警官と中共官員は法輪功修煉者への迫害で報いを受けました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/8/255326.html)     更新日:2012年4月21日
 
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