雲南省:弁護士が、中共に利用された役人らに正義と良知を訴える
【明慧日本2012年7月31日】雲南省の曲靖中級裁判所(高裁にあたる)は今月27日午前9時頃、法輪功修煉者・肖玉霞さん、蒋雪梅さん、呉奇慧さん3人に対して不法ながらも裁判を開いた。
同日、中国共産党当局は裁判所の周りには、私服警官を含む警察40数人を動員し、警備するよう手配した。被告人の家族や友人らはすべて傍聴禁止となり、入場を禁じられた。警察は家族に対し、傍聴禁止の理由は上級部門の命令だと言い張った。
法廷で、広東省の弁護士・毛宏偉さんと北京市の弁護士・姜一兵さんは、当局の圧力を恐れず、正義をもって堂々と無罪の弁護を行った。被告人の3人も、法輪功を学んだことで中共に迫害された事実を述べただけだと反論し、迫害を停止するよう呼びかけた。
これにより、その場にいた裁判長、一部の司法部門の職員は、正義ある弁護士と無実の被告人の陳述から感銘を受け、法輪功が迫害されている事実状況をもっと知ることができた。
弁護士は、「今回の裁判で中共に惑わされていた司法部門の職員に真相を伝えた良い場となり、彼らに正義と良知というものを教えた」と話した。