湖南省:スタンガンで拷問され 法輪功修煉者が死亡
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 【明慧日本2012年10月11日】湖南省永州市の警察は今年9月7日、法輪功修煉者・蒋美蘭さん(65歳女性)を自宅から不当に連行し、長沙市撈刀河(ろうとが)の「長沙法制教育訓練センター」(実際は洗脳班)に収容した。その後、蒋さんは洗脳班で危篤状態に陥り、10月1日、家族が洗脳班から一旦帰宅させ、すぐに救急病院へ搬送した。しかし、翌2日、蒋さんは死亡した。

 蒋さんの息子は10月1日、撈刀河洗脳班に母親を迎えに行った。蒋さんはすでに危篤に陥り、意識がもうろうとして息子さえ分からなかった。息子は母親を一旦家に帰らせ、すぐに病院へ送った。

 蒋さんは病院で診察の結果、スタンガンで電気ショックを加えられて全身が負傷し、「口の中は全体が傷つき、すべての内臓の機能が衰え、下半身から出血している」と診断された。病院側はもう救いようがなく、蒋さんを受け入れようとしなかった。しかし、息子は病院関係者の知人に頼み、母親をそのまま病院に留めることができた。

 ところが、蒋さんは10月2日午前0時50分、無念の思いを晴らすことなく死亡した。身内や友達は、蒋さんの遺体があまりにも悲惨で見るに耐えられず、心を痛めた。連行される前までは、蒋さんは顔が赤くてつやつやして、とても元気だったという。

 身内や友達は、地元の610弁公室の警官に「あなたたちはなぜ、罪のない蒋さんをあんなに残酷に殺したのですか」と言った。警官らは「俺たちは胡錦濤の指示でやったのだ。胡錦濤に聞いてみろ」と言った。

 撈刀河洗脳班は、長沙市福区撈刀河鎮にある。湖南省各地から、数百人の法輪功修煉者が拘禁されている。蒋さんはこの洗脳班に20数日間拘禁され、スタンガンで電気ショックを加えられて死亡した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/7/263746.html)
 
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