【明慧日本2012年12月7日】湖南省津市の裁判所は先月29日、同市に在住の法輪功修煉者・劉清秀さん(47)に懲役10年、胡新元さん(55)に懲役5年、グン徳秀さん(61)に懲役3年の不当判決を宣告した。
昨年9月5日朝、津市610弁公室、公安局、国保(国家安全保衛)大隊、派出所の警官と街道弁事所(中国の行政の末端組織)の関係者ら100人以上が出動し、津市に在住の法輪功修煉者30数人を連行し、派出所や留置場、公安局などに拘禁した。その30数人の中に劉さん、胡さん、グンさん3人が含まれている。
劉さんは昨年9月5日朝、自宅で身柄を拘束され、家宅捜索を受けた。警官は劉さんの家にあるパソコン数台、プリンタ、印刷用品、商売用の軽トラックなどの私財を没収した。その後、警官は劉さんを市派出所や常徳市城東留置場、白鶴山留置場などに拘禁した。今年、5月中旬、劉さんは鼎城区裁判所で秘密裏に開廷され、先月29日に懲役10年の重刑判決を下された。
胡さんは同日、警官に連行され、市派出所に拘禁され、その後、常徳市鼎城区留置場に移送された。胡さんも今年5月に鼎城区裁判所で秘密裏に開廷され、先月29日に5年の不当判決を言い渡された。
グンさんは法輪功を学んでいるという理由で2度、労働教養処分を下された。昨年の9月5日朝、グンさんは警官によって汪家橋派出所に連行された。グンさんは脳の手術を受けたばかりの夫を介護しなければならなかったため、当日に帰宅させられたが、その後、グンさんは公安局、検察院、裁判所からの嫌がらせを受け続けた。グンさんは今年5月に、秘密裏に開廷され、先月29日に懲役3年の実刑判決を下された。その直後、警官はグンさんを自宅から連行し、常徳市留置場に拘禁した。留置場でグンさんは迫害に抗議するため、断食を行ったという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)