吉林省:法輪功修煉者 残酷に拷問され肺結核に
【明慧日本2012年12月25日】吉林省 樺甸(かでん)市に在住の法輪功修煉者・王小東さん(30代)は1998年に法輪功を学び始めるまで、深刻な腎臓病を患い、瀕死状態に陥っていたが、修煉を始めてから短期間で全快した。中共(中国共産党)当局の法輪功に対する弾圧政策の下、王さん一家は当局から一連の迫害を受けた。
2006年3月、王さんは同市国保(国家安全保衛)大隊の警官に不当連行された。王さんは拘禁中、ガソリンを口から注入されたり、脳が損傷するほどの残酷な拷問を受けた。王さんはトラの椅子と呼ばれる拷問を加えられ、肋骨が折れるまで迫害された。その上、懲役7年の不当判決を宣告され、現在王さんは公主嶺(こうしゅれい)刑務所に拘禁されている。
2006年6月、兄の小虎さんは樺甸市公安局に連行された。小さんはスタンガンで電気ショックを加えられたり、後ろ手にして吊るし上げられるなど、残酷に迫害された。その後、小さんは2009年まで吉林刑務所に不当拘禁された。その翌年、さらに懲役3年の不当判決を宣告され、吉林刑務所に拘禁された。小虎さんは施設内で肺結核を患い、命の危機にさらされた。
高齢の母親は、告訴することもできず、息子の無実を晴らすために公安局や裁判所、検察院を往復した。しかし、各地の司法部門に息子の冤罪と刑期満了日に釈放されることを申し出たが、いずれも無視され、相手にされなかった。