吉林省女子刑務所での迫害実態
【明慧日本2012年10月24日】吉林省遼源(りょうげん)市に在住の法輪功修煉者・項麗傑さんは、吉林省女子刑務所で転向を拒否し、迫害に抗議し続けた。そのため、項さんは上大掛(両手を極限まで引っぱる)、上抻刑(体を四方に引っぱる)などの数々の拷問を加えられ、腕や肩に重い傷害が残るまで迫害された。
以下は、項さんの家族の証言に基づくものである。
家族は今年5月11日午前15時頃、刑務所に来るようにと、施設の隊長・孫に呼び出された。
そこで、孫は拷問により重傷を負った項さんの右肩の手術の件で相談してきた。
14日朝7時頃、家族が再び施設を訪れるとオフィスへ案内され、項さんの手術内容について報告を受けた。そして詳細が不明なまま手術に同意する旨の署名を要求された。しかし、当日の午後5時まで、どこで手術を受けるのか、執刀医の名前さえ教えられなかった。
8月1日、家族は長春女子刑務所の面会場所で、右肩の骨を取り出された項さんの惨めな様子を目にして、最初に説明された手術内容とは全く違う手術が行われたことを知った。そして、その迫害のひどさにショックを受けた家族は、精神的に苦境に陥っている。
今回の迫害は、項さんの右肩の骨を取り出し、販売するために家族を騙したものである。
1999年7.20、中共(中国共産党)当局が法輪功迫害を開始してから、法輪功修煉者の臓器を摘出し販売する中共の犯罪行為が最近特に暴露され続けている。修煉者たちの臓器は高値で売却されており、国外の調査報告書によると、多くの証拠からこの犯罪行為は事実であるという。