吉林省:留置場に拘禁された法輪功修煉者2人 不当判決に直面
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 【明慧日本2012年12月16日】吉林省楡樹(ゆじゅ)市に在住の法輪功修煉者・王続春さん(63)と朱峰さんは現在、市留置場に拘禁されている。先日、警官は王さんと朱さん2人を無実の罪に陥れ、案件を検察院、裁判所に移し、意図的に2人に判決を下すことを企んでいる。

 王さんは法輪功の修煉をして、心身ともに元気になった。今年7月21日、王さんは出かける途中で友人の家に寄った。しかし、王さんは国保(国家安全保衛)大隊の警官に尾行されていたため、友人の家に入ってすぐにドアを叩かれた。友人はドアを開けなかったが、警官は道具を使って、窓をこじ開け、家の中に入り、王さんを連行しようとした。王さんは懸命に抵抗したが、警官らに無理矢理パトカーに押し込まれた。

 公安局に入ると、警官は王さんを地面に倒し、王さんのズボンの裾を引っ張り数十メートルも引きずった。王さんは尋問される時も警官に蹴られた。拘留期間中に王さんは7日間も食事をしていなかったため、体がとても衰弱していたが、家に帰ることを許されず、市留置場に移送された。

 今年9月12日午後4時、楡樹市国保大隊の警官は朱さんの家に来て、朱さんに嫌がらせをした。午後6時過ぎに再び警官は朱さんの家に押し入り、何の証明も提示しないまま朱さん夫婦を連行し、家宅捜索を行い私財を没収した。その後、朱さんの夫(法輪功を学んでいない)は解放されたが、朱さんは市留置場に拘禁された。

 留置場で迫害に抗議するため、王さんは11月末から断食を始め、朱さんも現在断食をしている。2人とも健康状態が悪化しており、先日、救急病院に搬送され点滴を受けた後、警官に留置場に連れ戻された。

 2人の家族は関連部門に足を運び、2人の健康を心配して2人の解放を求めたが、2人は解放されず、今も留置場に拘禁されているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/10/266410.html)
 
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