遼寧省:県国税局の職員 当局に何度も不当連行される
■ 印刷版
 

 【明慧日本20121121日】遼寧省新賓県国税局の職員・劉俊波さん(30代)は今月2日午後5時半ごろ、街で人々に、法輪功が迫害されていることを伝えたとして、新賓鎮派出所の警官に連行され、撫順市第二留置場に拘禁された。

 劉さんは県国税局に勤め、正直で優しい性格で、助けを必要としている人にいつも手を差し伸べ、周囲の人に良い若者だと感心されている。しかし、劉さんは法輪功を学んでいるという理由で、何度も中共(中国共産党)に連行され、繰り返して迫害を加えられた。

 200958日、劉さんは県政府の近くの公園で、法輪功が迫害されている内容を記載したチラシを配った際、鎮派出所の警官に連行され、県留置場に拘禁された。留置場で劉さんは断食で信仰への自由の権利を奪われたことに抗議を行った。7日後、劉さんは釈放されたが、留置場で食事を取ってもいないのに、留置場側に150元の食事代を請求された。

 同年5月末、劉さんは鎮の衍水橋という街で中学生に法輪功の真相を伝えた後、警官に連行された。その後、警官は劉さんから2000元をゆすり取って、姉と勤め先の協力により保釈で劉さんを釈放した。

 同年69日、県政法委員会(610弁公室を直轄する組織)の警官は劉さんを連行し、撫順市羅台山荘洗脳班に送り込み、強制洗脳の迫害を受けさせ、58日間拘禁した。

 201024日、地元の警官は劉さんの家に押し入り、家宅捜索を行い、劉さんを強制連行し、再び撫順市羅台山荘洗脳班に拘禁した。

 同年520日、劉さんは街で法輪功の小物を私服警官に渡した。そのため、劉さんは連行され、県留置場に拘禁された。劉さんは断食で迫害を抗議したが、釈放された後、やはり食事代を請求された。

 同年114日、劉さんは市場で人々に法輪功を迫害されている真相を伝えたが、警官に連行され、3度目に撫順市羅台山荘洗脳班に送り込まれた。洗脳班で劉さんは迫害に抗議し、断食を行ったが、警官に殴打された。

 201143日午後3時ごろ、劉さんは楡樹郷岔路子村で村人に法輪功の真相を伝えていたとき、法輪功の真相を知らない人に通告され、楡樹郷派出所の警官に連行された。派出所の所長は劉さんに繰り返しビンタを食らわせ、劉さんを県留置場に拘禁した。その後、劉さんは公安局に2000元をゆすり取られて解放された。 

 しかし、劉さんは県留置場に拘禁されてから、給料などの支給を停止されていた。その後、劉さんは会社の局長、副局長、県労働局局長に給料の支給を求めたが、誰も対応しなかった。

 劉さんの母親は法律に反して息子を繰り返して迫害を加えた警官、司法関係者らを提訴したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/13/265402.html)
 
関連文章