遼寧省:法輪功を学ぶ看護婦 不当裁判に直面
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 【明慧日本2012年11月21日】遼寧省の新民市裁判所は今年11月15日、看護婦・王静さんに対する不公平裁判を午前9時に予定していたが、突然、人権弁護士に「11時に変更する」と伝えてきた。被告人の家族は入廷を許されず、裁判所の警官は、傍聴者に制限をかけたりした。

 法廷の場で弁護士は、被告人が法輪功を学ぶことは無罪だと主張した。しかし、裁判官や検察は弁護士の発言を妨害し、その主張を無視した。

 一方で、国保(国家安全保衛)大隊は、法廷内外にいた被告人の家族や傍聴希望者、民間人を無差別に立証撮影した。このやり方は、公然とプライバシーを侵害し、人権を蹂躙している。また、弁護士は開廷前に「法輪功の弁護をしないように」と彼らに脅された。

 王さんは、以前から法輪功の修煉を止めなかったため、瀋陽市竜山と馬三家労働教養所に拘禁され、何度も迫害された。

 今年8月28日、王さんは不当連行や家宅捜索、家財没収の迫害を加えられた。そのとき、瀋陽市の警察は新民市で各派出所と連携し、地元修煉者の家に押し入る手口で、大規模な逮捕活動を行った。これによって、王さんを含めて9人以上の被害者が出た。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/18/265582.html)
 
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