遼寧省:法輪功修煉者が不当連行され 拷問受ける
【明慧日本2012年11月17日】遼寧省撫順(ぶじゅん)市の法輪功修煉者・苗淑清さんは今月5日午前9時ごろ、新華街の付近で人々に法輪功が迫害されている真相を伝えていた時、通報され、河東派出所の警官に不当に連行された。
当日の午後、河東派出所の警官は苗さんの自宅と苗さんの息子の自宅の家宅捜索を行なった。法輪功関連のものは見つからず、ただカレンダーだけがあった。当日の夜、苗さんは撫順留置場に連行されるまでの間、河東派出所の警官に法輪功が迫害さている実態を説明し、善を勧めた。
しかし警官は、苗さんを河東地区の重点人物に指定し、常に苗さんを監視し、分局の警官らに苗さんを捕まえるよう指示を下した。しかし実際、苗さんの居住地は河東地区ではない。当時、共産党大会が開催されるため、派出所の警官らは褒賞を狙ったか、あるいは労働教養と判決処分のノルマを達成するためか、あるいは家族から金銭を巻上げようとしたと見られている。
苗さんはかつて、中国共産党から残酷な迫害を受けた。遼寧省女子刑務所に不当監禁中、苗さんは警察隊長が指示した3人の囚人に殴られたり蹴られたりし、胸部と背中に重傷を負った。痛みは1カ月以上も続き、咳が止まらなかった。苗さんはまた、竹串を両手の指先に突き刺す拷問も受け、その痛みを想像を絶するものだったという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)