文/台湾の大法弟子
【明慧日本2013年1月7日】偉大で慈悲なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!
私は台湾の中南部に生まれ、複雑な家庭環境で育ちました。外見は弱々しいのですが、内面はしっかりしています。反抗期のとき、私は家庭が原因で自分を見失ったことがありました、中学生時代にアルバイトをしながら技能を覚え、技術学院を卒業したあと台北で就職し、そこで運命の人に会いました、その人は軽食店のおばさんです。慈悲なる師父はおばさんを通して私を大法の道に導いてくださいました。法を得て間もない数カ月、慈悲なる師父はあたかも父親のように私を守りながら、私を変えてくださいました。師父に対する感謝の言葉はとても表すことができません。
(一) タバコへの執着を捨てる
2012年4月5日に修煉を始めた私を、おばさんは師父の説法を聞くために9日間の講習会に 連れて行きました。師父が広州で説法される映像を見た時、私はなぜかわからず思わず涙が溢れそうになりましたが、自分は男だと思い、すぐに涙を飲み込みました。初めて9日間の講習会に参加した私は第五講から入りました。師父が第七講を説かれたとき、私の身体に激痛が走りました。このような胸の痛みや背中の痛みを今まで 体験したことがない私はこのとき胸から背中まで痛みが貫通した感覚を受けました。胸の真中に差し込まれた直径5ミリぐらいの針が 何かを吸い取って背中に突き抜けた感覚はとても気持ちが悪く、辛くて耐え難いものでした。しかし、そのような感覚はひとしきりの痛みのあとになくなり、胸がひとしきり苦しくなりましたが、そのままでは終わらなかったのです。
2回目に9日間の講習会に参加して、第六講を聴き終わったあとに、私の胸は再び苦しくなりました。おばさんの店に戻って、すぐ買ったばかりのタバコをカバンから取り出した時、先ほどの胸の苦しみと、「われわれ煉功者は、身体の浄化を目指しているのではありませんか? 絶えず身体を浄化して、絶えず高い次元へ進んで行きます。なのに、あなたが身体の中にそんなものを吸い込むのは、まったく逆行しているのではないでしょうか? そのうえ、それは一種の強い欲望でもあります」(『転法輪』)という法理を完全に忘れていたのです。私は外でタバコを1本吸って、ちょっと世間話をして家に帰りました。家に帰ったあとに、また吸いたくてたまらなくなり、買ったばかりのタバコは1本しか吸っていなかったと探しましたが、タバコはなぜか見つからなかったのです。タバコに病みつきになっていた私は耐え難かったのですが、その日は耐え切って、明日また買おうと決めました。
翌朝5時半に起きて煉功する前に夢を見ました。夢の中で工事現場の作業班リーダーがタバコを1本を取り出して私にくれたので、私は喜んですぐタバコをもらい、リーダーは私のタバコに火をつけてくれ、一口吸ったとたん、私は突然思いだしました。「私は法輪大法を学んでいるではないか? 『転法輪』の中で、修煉したければタバコとお酒をやめなければならないと説かれてある」と思い、私は驚いてすぐに手にしたタバコを地面に投げ捨て、頭を上げてみると、私の前にいる作業班のリーダーはなぜか背が高くなっており、この人の顔には見覚えがあると思いながら、よくよく見ると、何と、それは師父だったのです! 当時私は間違ったことをした子供のように涙を流し心の中で、「師父、私は間違いました」とずっと言っていました。しかし師父は父親のように私の頭を撫でて、微笑まれました。私は堰を切ったように涙があふれて目が覚めました。この時ちょうど朝の5時半でした。
私はこの時から師父が私を導き始められたのが分かりました、これからはわがままな子供みたいになってはいけない、しっかり法を学び法に溶け込んでこそ、法に同化することができると思い、私は18年の執着であるタバコをやめようと決心しました。
(二)色欲の関門
それから私は師父の説法を聞き五式の功法をしっかり学ぶために毎月9日間の講習会に参加し、毎回師父の説法を読む時、違った体得と悟りを得ました。
法を得て2カ月後のある早朝に、私はまた夢をみました。夢といってもそれは目覚めた時に起きた事のようでした。夢の中で私はあるアパートにいました。室内は木のフローリングに大きなベッドが置かれてあり、ベッドの左の向かい側にスライド式の窓があり、ベッドの上に横たわっている美しい女性がいて、シルクの透明な衣装を身にまとい、ベッドサイドで私を手招きしながら、聞くに堪えない話をしてきました、この時に私は思わず、がむしゃらに、「でたらめを言うな、窓にはカーテンもないのに、このような姿をして、恥ずかしくないのか? 恥知らずで見るに耐えないよ」と言い返すと、突然「バン!」という大きな音がして、天井の裂け目から勢いよく落ちてきた水は女性にかかり全身がびしょぬれになりました。私の頭にはすぐ「漏れが有る」という言葉が浮かんできました、この時、私は自分に大きな問題があると認識しました。
師父は「あなたの心が動じれば、すぐ漏れてしまいかねませんが、すると取り返しのつかないことになります。考えてみてください。煉功者にとって、精血の気は命を修めるためのものですので、いつまでもこのように漏らしてはいけません」(『転法輪』)と説かれています。私は激しく相手を叱責し、「私は法輪大法を修煉しています。あなたは私の修煉を乱さないでください」と言ったとたん、フローリングの床や、女性や、天井の亀裂や水柱はすべてなくなり、フローリングには2列に並んで正坐する白い修煉服と紺色の煉功ズボンをはいた修煉者が いました。9人が一列に並んで、第一列の一番前の位置には誰も座っていませんでした、私は声を出す勇気がないので、そばに立っていました。この時師父が現れ、私をみて「こちらに座り、心を静めなさい」と言われました。そこで私は即座に目が覚めました。「どうしてこんなに意気地がないのか? どうして漏れを生じたのか?」と自問しました。
私はすぐに『転法輪』を出して読みました。師父は「歴史においても、あるいは高次元空間においても、人が修煉できるかどうかを判断するのに、人の欲望、特に色欲のことが重視されてきました。ですから、それらには本当に淡泊でなければなりません」(『転法輪』)と説かれています学法しても真に法を得られないことが最大の原因だと思いました。法を得たときに、私は数日で法を3、4回読んだものの、自分が法の中に溶け込んでいなかったことがよくわかりました。 。私は厳粛に内に向かって探し始めました、深い記憶の中にきっと掘り出されていない執着があるため、
師父が「皆さんはくれぐれも修煉を怠ってはならず、くれぐれも法の勉強を緩めてはならず、必ず真剣に勉強すべきだということを教えました。今までしっかり勉強しなかった人は師父が今日もう一度話したので、帰ってから必ず真剣に法を勉強し、修煉し、考えがほかのことに気を取られてはいけません」(『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』)と説かれた経文を読んだあと、私は自分を真の修煉者とみなしていなかったことが分かりました。心性上で完全に大法の基準と一致すれば、個人の修煉をしっかりすることができ、師父が言われた三つのことをしっかりすることができます。
(続く)
(2012年台湾法輪大法修煉体験交流会)