色欲の心と名利心を解体しよう
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2012年11月2日】先日、自分が聞いていること、見ていること、夢で見たことのすべてが色欲に関わっており、自分の空間場がかなり汚いことが分かりました。この面で本当にすぐに目覚めなければなりません。自分の性格は内向的で、皆の前ではおっとりしていますが、内心では色欲の心がなかなか取り除かれず、外向きの人のように表面に現れてはいませんが、それは隠れているだけです。

 性格が内向的であまり自信がないため、色欲の面での表現はあからさまでなく、かえって修養と気質を表しましたが、本当の自分は表に表れていませんでした。一面から見れば、自分の心を偽っており、非常に汚いのです。常人社会で色欲のことが言及されると、なぜ「誘惑」や「勾引」などの言葉がついているのか、これで原因が分かりました。色欲の表現は確かにそうです。

 色欲の自己表現としては、他人や異性から注目され好感をもたれるように、身なりにこだわり、重視します。この面で見れば、色欲の心だけでなく、名利心もあり、即ち自己の魅力(「魅」という文字は「鬼」に関わる)を顕示することによって人々の注目を引きます。つまり、できるだけ「色」を利用して人に可愛がられ、重視されたいのです。修煉者として、このような汚いやり方で自己を実証して良いのですか。これはわざわざ自己の身体に汚い物を貼り付けることに等しいのではないでしょうか。

 他の角度で見れば、異性に好まれ、異性に愛され、異性を妄想させることは、まさに衆生を害することではないでしょうか。大法弟子の使命は衆生を救い済度することで、衆生を害してはなりません。大法弟子は衆生の善念、正念を強めるべきで、妄想の考え、邪念を強めてはなりません。修煉者としての要求に背いてはいけません。

 したがって、色欲の心は色魔にほかなりません。それは魔の作用を働き、衆生を害し、常人を害し、修煉者がだめになるようにしているのです。そのほか、色欲の心は歓喜心、顕示心、虚栄心、プライド、嫉妬心、闘争心等々に関係していますので、色欲の心を解体させることは重要であり、根こそぎ解体させるべきなのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/29/264589.html)
 
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