【明慧日本2013年1月13日】黒竜江省の元銀行員・劉洪超さん(50代男性)は、法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局から嫌がらせや拘禁、拷問など、一連の理不尽な迫害を受け続けてきた。そのため、劉さんは心身共に酷く消耗し、2011年3月20日午後2時、この世を去った。享年59歳。
劉さんは中年の頃から深刻な心臓病を患い、心筋梗塞などを発症して健康状態が極度に悪化していた。劉さんは1997年8月に法輪功を学び始め、心身共に恩恵を受け、薬に頼らずに持病が全快した。
1999年7.20以降、中共が法輪功への誹謗中傷と迫害を強める中、劉さんはこの13年来、地元の多数の法輪功修煉者と同様に公安局や610弁公室、勤務先で迫害を受け続け、絶えず苦しい生活を強いられていたが、この迫害の不法性を訴え、法輪功の名誉を守るため、北京へ陳情に行った。
2001年の大晦日、法輪功の潔白を訴えた劉さんは北京で警官に捕まり、地元に戻された後、黒河(こくか)市刑務所に拘禁された。その上、陳情をしたという理由で、懲役3年の不当判決を宣告され、ハルビン市第3刑務所に拘禁された。同時に、元勤務先の銀行から無断で解雇された。
3年後、刑期を終えた劉さんは愛輝(あいき)区610弁公室から嫌がらせを受け続け、法輪功をやめるよう脅された。劉さんの妻は不当な人権侵害にショックを受け、寝食、精神共に不安定で、修煉者同士が接触しないように夫を監視し、彼らとの接触を阻止した。このような状況下にもかかわらず、劉さんは依然として地元警察や役人から嫌がらせを受け続けて苦しめられ、重度のプレッシャーを感じながらも「真・善・忍」の理念を堅持し続けた。
2011年1月、黒河市愛輝区公安支局の国保(国家安全保衛)大隊は劉さんの家に不法に押し入り、家宅捜索を行った上、劉さんを公安局まで不当に連行した。
同年3月18日から2日間、劉さんは公安局に勾留されて尋問を強いられた。翌日の午後2時頃、劉さんは自宅で突然死亡した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/1/8/137013.html)