四川省:徳陽刑務所で迫害され法輪功修煉者が死亡
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 【明慧日本2013年1月30日】四川省江油(こうゆ)市に在住の法輪功修煉者・魏朝海さん(62)は昨年12月31日、清江刑務所病院に救急搬送されたが、翌日午前中に死亡した。

 2009年9月8日夜、魏さんは妻と共に市国安(国家安全局)大隊の警官に不当に身柄を拘束された。その後、妻は尋問を受け、数時間後に釈放されたが、魏さんは刑務所に移された。

  2010年8月2日、市裁判所で魏さんたち5人の法輪功修煉者に対して不正裁判が開廷された。しかし、魏さんたちの家族の傍聴は許されなかった。4人の弁護士は法律に基づき、魏さんたちの弁護を行ったが、裁判官は法律を無視し、5人に不当判決を宣告した。魏さんは懲役8年を宣告され、徳陽刑務所に拘禁された。

 当時、魏さんの息子・魏兵さんも徳陽刑務所に拘禁されていた。兵さんは法輪功を学んでいるという理由で、2002年に不当連行され、懲役10年を宣告された。兵さんは刑務所で「転向」しなかったため、毎日、長時間立たされて殴られた。

 徳陽刑務所は法輪功修煉者に信条を放棄させるため、さまざまな手段を使って洗脳を行っている。例えば、真夏には炎天下に晒し、真冬には極寒の中で強風の当たる所に長時間立たせる、しゃがむ姿勢を強要、独房に拘禁、トイレ禁止、刑務所規定の暗記などを強制し、暴力を振るって法輪功修煉者を奴隷のように働かせている。

 魏さんが刑務所でどのような迫害を受けて死亡したのか、現在、調査中である。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/26/268224.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/1/29/137285.html)
 
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