【明慧日本2013年1月21日】広東省恵州市恵東県の法輪功修煉者・鄭貴友さんは同省女子刑務所で5年にわたる長期の迫害により、2012年12月30日、死亡した。48歳の若さであった。鄭さんと同時に不当に連行された同県の法輪功修煉者・呉祝君さんも残虐な迫害を受けて精神に異常をきたしている。
危篤に陥った鄭貴友さんは刑務所当局により2012年12月23日、酸素吸入、点滴をしながら自宅に送られてきた。家族は生命の危険を感じて直ちに鄭さんを恵東人民病院に搬送した。しかし、もうすでに手遅れで、長期にわたる非人道的な迫害により、1週間後の12月30日にこの世を去った。鄭さんが死亡した後、県の「610弁公室」の警官は家族に対して「言いふらすな! 陳情に行くな! 訴えたら病院での治療費をさらに6万元請求するぞ」と脅した。鄭さんがこの5年間にどのような非人道的な虐待を受けたのか、調査中である。
恵東県の法輪功修煉者・鄭貴友さん、呉祝君さん、謝培増さんたちは2007年9月22日の深夜、同県の「610弁公室」、国安の十数人の警官によって強制連行された。2008年、違法な裁判により、5年~8年の不当な懲役刑を科され、拘禁された。
呉さんは4年の懲役刑で、同省白雲区女子刑務所に拘禁され、残酷な迫害に遭った。拘禁中、不明な薬物を注射され、言葉が話せなくなり、食事することもできず、心身喪失状態になった。昨年12月1日、7年の刑期が満了になり、自宅に戻った。しかし、精神状態は正常ではなく、毎日ぼっとして、刑務所内で受けた様々な迫害を記憶していないという。
謝培増さんは懲役8年の不当判決で、現在、梅州市の刑務所に拘禁され、迫害されている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)