湖南省:10年以上放浪を余儀なくされた法輪功修煉者が死亡(写真)
【明慧日本2013年1月22日】湖南省新化(しんか)県の法輪功修煉者・陳美蘭さんは中共(中国共産党)当局の法輪功に対する弾圧政策の下、10年以上の放浪生活を余儀なくされ、壮絶な迫害を受けてきた。こうして精神的に大きな圧力を感じ、そのうえ、絶えず警官らに私生活を妨害され、心身共に疲れ果てた陳さんは昨年12月11日、無念な思いを晴らせないまま死亡した。享年70歳。
陳美蘭さん
陳さんは1998年5月に法輪功を学び始めてから、糖尿病やリューマチ、メニエール病、各種の重病が全快した。それ以来、法輪功の「真・善・忍」の教えに従って自己を律し、修煉に精進し、法輪功を広めることに専念すると同時に、心身共に恩恵を受けた。
1999年7.20から中共の法輪功に対する弾圧は天地を覆うかのような勢いで、デマや批判などが広がった。陳さんは長年にわたって新化県公安局の国保(国家安全保衛)大隊に20回以上も家に不法侵入され、8回も不当に家宅捜索されるなど、中共の公安局に苦しめられた。
1999年11月13日、法輪功が誹謗中傷されている中で、陳さんは他の修煉者たちと共に繰り返し北京へ陳情に行った。しかし、陳情することさえ許されず、現行犯逮捕され、不当勾留を経て90日以上拘禁され、さんざん人権を蹂躙された。
2003年4月、陳さんは懲役3年の不当判決を宣告されたが、拘禁中、抜け出すことができた。それ以降、指名手配されたため家に帰ることもできず路頭に迷った。
2009年7月頃、陳さんが家に戻ったとき、駆けつけた公安局に捕まった。そのとき、血糖値と血圧値が急上昇し、失神した。しかし、陳さんは依然として地元の警官に嫌がらせをされて苦しめられ、この圧力のもとで重度のプレッシャーを感じ、心身共に限界に達した陳さんは健康状態が悪化した。