情と色欲を跡形も無く消滅させる
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文/純真

 【明慧日本2013年3月28日】かつて色欲を取り除いた経験があり、ここで書き出して皆さんと交流したいと思います。色欲心について、私たちは常に気をつける必要があると思います。

 夢の中の繁華街は賑やかでした。私は皆と床に座って演技を鑑賞していました。公演が終わって人々は次々と去って行きました。長時間座っていたので足が痺れてしまい、私はなかなか自力で立ち上がれませんでした。その時、一人が手を伸ばしてきました。見ると一人の若くてハンサムな男性が、笑顔で手を私に伸ばしてくれました。私は彼をじっと見つめてしばらく迷いましたが、結局彼の手に掴まってしまいました。すると彼は突然、自分を抱きしめてしまいました……。

 その時、私の主意識が目覚めました。直ちに正法の発正念の口訣を読み上げました。すると天空から一筋の稲妻のような光が光ってきて、非常に大きい威力と勢いでした。私の体は大きく震え、まるで大きな地震が起きたようでした。おそらく異なる次元で正と邪の戦いがあって色魔を取り除いたと思われます。

 その時、私も夢から目覚めて起きました。非常に平穏でした。表面空間では何もなかったように静かでした。しかし、心の中で先ほど激しい正と悪の戦いが起きていたことを覚えています。もう寝る気が全く無くなりました。先ほどの場面が再び頭に現れました。私は直ちに正法の口訣を読み上げて色魔を取り除くことができましたが、しかしなぜ私は彼の手を握ってしまったのでしょうか? これは明らかに自分の色欲が彼を誘ってしまったのではないでしょうか? 異性が自分のことを大切にしてくれることを望んでいたのではないでしょうか。異性からの「関心」にとても興味があったから、このようなことを引き起こしてしまったのです。これこそが「人心により鬼を招いてきてしまう」[1]のではないでしょうか。

 私は真面目に自分の内に向かって執着を探しました。私はまだどのような執着心を捨てていないのでしょうか? すると心の底にまだ「異性に自分を大事にしてもらいたい。異性に面倒を見てもらいたい」心がありました。例えば寒い日に、異性から「寒くないですか? 大丈夫ですか」と言ってもらいたく、何か困難に遭った時に異性から「大丈夫ですか? 手伝いましょうか?」と言ってもらいたくなります。異性からの関心を得たいという心が潜んでいます。それが膨らむと色・情欲になり、邪魔をするのです。最後に色魔に襲われます。

 私はこれらの執着心を見つけてから発正念をして取り除きました。その時、もう一つの自分(偽物の自分)は無念で苦しそうでした。私が『絶対にすべての情を取り除き、消滅させる』と読み上げると、もう一つの自分はなんと目に涙を流しているのを見ました。心の中で不満と無念の気持ちが表れたのです。心の中で「思うだけでもだめですか」と問いかけがありました。本当の私は、「駄目! 思うだけでも駄目! 絶対に許さない! 跡形も無く消滅する」とはっきり答えました。

 それから私は毎日、色・情・性欲を無くすための発正念を続けました。現在、これらの色魔は非常に弱くなりました。しかし、自分が少し気を緩めるとまた襲って来ます。色心が来たら心の中で苦しくなります。思想業力は時々私に常人の愛情の歌を聴かせようとします。また、常人の愛情と恋愛の内容の映画を見るよう誘います。しかし、私はこれらを全て見破りました。これらは絶対に簡単に見たら終わるものではなく、中へ入ったら終わることはなく、入るほど中へ沈むことが自分には分かっているからです。絶対にその「誘い」に乗ってはなりません。私は自分に一つのルールを決めました。それはどんな時にもこれらを絶対に「触れない! 聞かない! 見ない!関心を持たない!」ことです。

 修煉はとても厳粛です。現在は自分の一つ一つの考え、思いを修めるべき時期に来ていると思います。少しだけの不正な念があっても自分のレベルを落としてしまう危険性があります。私は今回、「情」の隙間を見せてしまい、危ない経験をしました。すべての隙間を魔は逃しません。少しの「漏れ」があったとしても駄目です。私は夢の中でたくさん乗り越えたことがあり、時には言葉で現れます。時に目の動きで現れます。毎回最後に思い出せるのですが、最初や途中で思い出せません。要するには奇麗に切り捨てていないのです。それで絶えず妨害されます。

 私はこの問題で長い道のりを歩んでしまいました。頭の中にやはり「情」の妄想があったから、旧勢力に捉まれてしまいました。自分の業力も働いたと思います。絶えず法を繰り返して学習して、自分を絶えず正してこれらを見破ることができたのです。法を繰り返して心で読むことは何より大切です。完全に乗り越えるには法の力しかないと思います。色・情・欲望は非常に低いレベルのものです。情の誘いに乗ってはなりません。法を学習することは何よりも大切です。何よりも法を学習することは力になります。自分の思想を浄化するにも法を学習するしかありません。色欲を徹底的に取り除き、自分を浄化して奇麗になるために毎日繰り返して法を学習することです。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『すぐに目覚めよ』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/3/23/271240.html)
 
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