【明慧日本2013年6月17日】
三、師父が再び私に新しい生命をくださる
このすべてはあまりに突然でした。わずか数日の間に、私は明らかにこれが命を取りに来たと感じました。しかも、それが日々迫ってくる強い勢いも感じました。その日の夜、私は泣きながら師父を思い出しました。慈悲なる師父は、また私のような駄目な人間を死の淵から救ってくださったのです。
翌日、私は重い体を引きずって街へ行きました。偶然、そこで法輪功の修煉者に出会いました。彼女は私に彼女たちが労働教養所で正念を持って、正しく行う話をしてくれました。いつの間にか、私の心は明るくなりました。これはすべて師父が按排してくださったのです。
その日から、私は毎日法を学習し、煉功をしました。これらの「病状」は心に置かないことにしました。知らないうちに、体はすべて回復しました。私はそれから病院へ検査に行っていないため、この「病気」がどこまで悪化していた分かりません。しかし、相当危険だったと分かっています。こうして、再び修煉をすることによって、私は再び健康を取り戻しました。
大法の玄妙、超常、神秘、師父の寛容、慈悲と偉大さ、それらを言葉で言い尽くすことはできません。私はただ誠心誠意に人々に伝えます。「法輪大法は素晴らしい!」「真、善、忍は素晴らしい」、法輪大法は本当に超常の科学です。
四、やけどをしても、痕が残らず
2010年のある暑い夏の夜に、私はお湯を汲みに行きました。満杯のお湯が入った二本の魔法瓶を、片手で提げて帰って来た時のことでした。その日、街灯が付いてないため、路面がはっきり見えなかったのですが、いつもの道だからと、大股で前へ歩いたその時、突然、「パーン」「トーン」と私は地面に転倒しました。後で分かったのですが、会社が工事の時に、たまたまそこに放置した1枚の古い三層のベニヤ板がすこし浮き上がって、私はそれにつまずいて転んだのです。
二つの魔法瓶の中身は砕けて割れ、私の両腕は砕片と熱湯の中に横たわっていました。私はまだこれらの詳細を意識する前に、顔が地面に近づいた瞬間、頭が真っ白の中で、ただ「大丈夫だ」と閃きました。すぐに「しまった、師父、助けてください」と思いつきましたが、しかし「私」という考えが出る前に、私は「よくも生きている!」と悟りました。急いで立ち上がって、魔法瓶を壁に寄せかけて、すぐに走って家に入って怪我を見ました。左腕は全部やけどに覆われ、右足や右腕も負傷をしていました。左ひじの内側には、魔法瓶の破片で肉が大きく切り落としされていました。その上、小さな破片のかけらや泥などが肉の中に入り込んでいました。
私は痛みに耐えて、水道水で洗い流しました。とても痛かったので、頭の中で様々な雑念が出てきました。その時、私は師父の言葉を思いつきました。「修煉さえすれば、私はあなたに最後まで責任を持つことができ、しかも私は時々刻々皆さんを見守っています」[1] 私は急いで立ち上がって煉功をしました。奇跡が起きました。抱輪をした途端、やけどの激痛が消えました。本当に不思議です! 私はまた大法の超常さを体験しました。
数日が過ぎて、やけどは全治し、肌は以前と同じようになりました。やけどの痕跡も残っていません。肉が切り落とされて凹んでいた所も盛ってきました。
(完)
注:
[1] 李洪志師父の著作:『米国法会での説法』「ニューヨーク法会での説法」