青海省の法輪功修煉者 迫害され死亡
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 【明慧日本2014年4月15日】青海省西寧市の法輪功修煉者・魏海明さんと妻の趙宗華さん二人は2007年の年末頃、家宅侵入してきた警官らにより不当に連行され、懲役5年の判決を下された。迫害を受けた魏さんは、解放されてからも体調が悪く、昨年7月に無実が晴れないままこの世を去った。享年58歳。

 魏さんは個人事業主で、業界で高い評判を得ている。1997年4月に法輪功を学び始めた。まもなくして酷い喘息が消え、無病状態になり、心身ともに恩恵を受けた。しかし、2003年に西寧市公安局と公安の迫害の下で、魏さんはやむを得ず休業した。

 魏さんの妻は西寧市朝陽小学校を定年退職した元教師。在職中に何度も優秀教師として表彰され、学生及び保護者から尊敬されていた。しかし、迫害政策によって学校側から授業を停止させられ、給料も下げられ、トイレ掃除などの体力労働をさせられた。2008年から給料を差し止めされた。

 2007年4月、人々に法輪功が迫害されていることの真相を伝え魏さんは、監視の対象となった。2007年12月15日に青海省大通県の警察隊長・張興農らに家宅侵入され、捜査された。魏さん、趙さん夫婦は自宅から公安局に連行された。そして、留置場に拘禁され、迫害を受けた魏さんは2回にわたって断食で抗議したため、痩せこけた。

 2008年4月16日に大通県裁判所は魏さん夫婦に対して開廷し、宣告もせず閉廷した。2008年7月に同裁判所は再び密かに開廷し、魏さん夫婦に懲役5年の不当判決を下した。裁判所は不正裁判の事実が暴かれないようにするため、魏さんの家族及び家族が雇った弁護士にも通知しなかった。魏さんの家族は裁判所の責任者に対し、なぜ家族に通知しなかったのかと問い質したところ、「なぜお前たちに知らせなければいけないのか」と言って追い返されたという。

 魏さんは青海省門源刑務所に移送され、趙さんは青海省女子刑務所に移送され、二人とも迫害を受けた。さらに、魏さんの車(22万元相当)、コピー機、現金、携帯電話、法輪功の書籍などを没収された。

 刑務所に拘禁されていた期間、魏さんは囚人服を着用しないとの理由でひどく迫害された。2012年12月に釈放されてからも体調が戻らなかった魏さんは、昨年7月に無実が晴れないままこの世を去った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/14/290001.html)
 
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