カナダ国会議員 重体の法輪功修煉者の即時解放よびかける
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 【明慧日本2014年5月3日】カナダの国会議員のジョーン・クロカットさん(Joan Crockatt)とジェームズ・ルーニーさん(James Lunney)の2人は先月17日、すでに31日間、断食して抗議している法輪功修煉者・陳英華さんを即時解放するよう、メディアに投稿して中国政府に呼びかけた。

 クロカット議員は先月17日、「陳英華さんは現在、重体です。陳さんの父親はカナダ人で、カルガリーに住んでいます。娘に面会したいと要求しましたが、一昨日、石家荘第二留置場は拒否しました。私は彼と同様にとても失望しています」と話した。

 ルーニー議員はカナダ在住の陳さんの兄・陳英毅さんに代わって「このことに対して、中国当局は直ちに対応すべきです!」と言った。

 英毅さんはルーニー議員に伝えた。「妹は北京から約300キロメートルの刑務所に拘禁されています。捕えられた理由は、友達が刑務所にいる父親の面会に一緒に行った時のこと、面会を拒否されて、刑務所の外で横断幕を広げました。2人はこの件で3月2日に不当に捕えられました。妹は法輪功修煉者で、中国政府に対していかなる攻撃もしていません」

 カナダの外務省は陳英華さんに関する状況を把握しており、そして彼女の父・陳志明さんが娘との面会を許可されているかどうかを調査している。

 英華さんの母親でエンジニアの黄金玲さんも法輪功を修煉していたため、中国で捕えられて拘禁され、そして虐待された。2007年、カナダ当局により救出され、現在カルガリーに住んでいる。

 黄さんは「私は娘のことがとても心配です。娘は常に命の危険にさらされています」と言った。今日までの2日間、さんはずっとカルガリーの中国領事館前で座禅して活動していた。しかし、領事館は娘の解放を要求するさんの手紙の受理を拒否している。

 このような残酷な境遇に直面して、保守党の国会議員は連合で、陳さんが娘と面会することを許可し、直ちに英華さんを解放し、医療を受けることができるよう中国政府に呼びかけた。

 カナダは、中国当局の法輪功修煉者や政治犯の監禁などの人権侵害に対して、引き続き極めて大きな関心を持っていると表明した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/19/290244.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/4/20/270.html)
 
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