山東省の警官 多数の法輪功修煉者を不当連行
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 【明慧日本2014年6月16日】山東省イ坊市の警官は、昨年8月に連行された高密市の法輪功修煉者・李徳山さんに対して判決を下すため、尾行・監視を行い、先月15日前後に街でイ坊市の法輪功修煉者の秦雪さん・秦永傑さん・陳瑞雲さん3人を強制連行した。警官は3人の修煉者に対して尋問・脅迫・騙しなどの手段で、李さんに判決を下すための偽の証言を強要した。

 イ坊市の警官は昨年8月14・15・19日に、秦雪さん、李さん、栄剛さんの3人を連行した。警官はそれぞれ家のコンピュータ・プリンタ・衛星受信機・法輪功の書籍などを没収し、法輪功修煉者の携帯電話をも入手した。警官は携帯電話の履歴をたどって他の修煉者を監視した。

 警官は長期にわたり、青島市・高密市・イ坊市の法輪功修煉者に対して尾行・位置測位・盗聴をしていたが、すぐには連行せず、引き続き監視して修煉者を油断させ、半年あるいは1年後に突然連行した。

 警官は秦雪さん・李さん・栄剛さんに対して尋問を行い、「他の法輪功修煉者の名前を挙げれば、釈放する、さもなければひどい拷問を加えるぞ」と脅した。李さんは自白を強いられても、依然として応じなかったため、今なお不当に拘禁されている。

 証拠を集めて、李さんと多くの法輪功修煉者を陥れることを企て、イ坊市610弁公室・高密市610弁公室・イ坊市公安局国保(国家安全保衛)大隊・高密市公安局国保大隊などの警官100人以上が、今年4月4日に一斉に行動し、青島市の法輪功修煉者の陳広霞さん・張孟雷さん・高密市の法輪功修煉者の荊秀玲さん・単亦成さん・杜啓海さんら11人を連行した。警官はそれぞれの家財を没収し、衛星受信機・コンピュータ・プリンタ・現金1万元以上を持ち去った。

 警官は秦松発さん・徐秀珍さん夫妻などに対して尋問を行い、腕をねじる、女性修煉者の上半身を露出させる・長期にわたり手錠と足かせをかける・腿を黒紫色になるまで蹴る・睡眠を取らせない・トイレに行かせない・汚い言葉で侮辱する・恐喝などの手段で自白を強要した。どれだけ苦痛を受けても、法輪功修煉者たちは偽の証言をしなかった。5月15日前後、警官はまた秦雪さん・秦永傑さん・陳瑞雲さんを連行し、脅迫したり騙したりして、偽証を強要した。

 5月12日、中共の人員は荊秀玲さん・陳光霞さん・単亦成さん・張孟雷さん・杜啓海さん・劉文明さんに対して、不当判決を下そうとしたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/5/27/292656.html)
 
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